意識を変えることで、気づきが変わる
つらいとき、苦しいとき、行き詰まったとき、恐れているとき。そこから考えることも、どうしても暗いものになってしまいます。自分を大事にする。人を大切にする。そう思っても、どうすればよいのかわからなくなります。
そういうときは、今、どういう意識なのか、それを気にしてみる。そして、意識が変われば、気づきも変わる。そう思えば、楽に生きられることとなります。
自分を自分でどう見ているかで、気づきも変わる
たとえば、遅刻をして、それを気にしてしまったとき。周囲が自分を悪く思っていないかその日1日気になるとします。そうすると、何気ない一言や仕草でも、自分を責めているのではないか。バカにされているのではないか。そう思わないでしょうか。
それは、自分が迷惑をかけた。恥ずかしいことをした。そういう意識で過ごしてしまっているからです。
逆にとても良いことがあったとき、評価されて喜んだとき。周囲の何気ない一言や仕草でも、自分を褒めているのではないか。そんな風に見えていきます。
自分はすごいことをした。そういう意識で過ごしているからです。自分を自分でどう見ているかで、得られる気づきが変わっていくのです。
自分の意識がどうかチェックする
苦しいときつらいときに悪く考えることは仕方ないです。ただ、それに飲み込まれては、さらに悪化していきます。そこで、自分の意識がどういう状態なのかをチェックすることが大切です。
そうすると、今は、こういう意識だから、こう考えているんだ。こういう情報ばかりが入ってくるんだ。そのように、少し冷静になることができます。冷静になることで、飲み込まれることが減ります。余計に飲み込まれる。余分に飲み込まれる。それが、減れば、生きやすくなるといえます。
意識を試しに変えてみる
自分はダメな人間だ。そう思ってしまったなら、自分は素晴らしい人間だという意識で過ごしてみる。世の中は、最悪だ。そう思ってしまったなら、世の中は、感謝できることで溢れている。そういう意識で過ごしてみる。
そういう意識でずっといる必要はありません。試しにそういう意識になってみる。それでいいのです。そのことで、見る世界が変わり、得られる気づきが変わっていきます。
気づきが変われば、行動も変化していくと言えます。行動が変化していくことで、よりよい方向に自分を変化させていくことが出来ます。
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