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今あるものがなくなることを想定することで、苦しみを減らす

 いつの間にか、苦しむ。それは、ちょっとした変化がきっかけだったりするかもしれません。今の生活には、自分ならではのバランスがあるはずです。ただ、そのどこかがなくなり、バランスが崩れてしまう。そうすると、思った以上に影響を受け、苦しみとなってしまうのです。

 急に携帯やスマートフォンが使えなくなる。仲の良い職場の人が異動や退職してしまった。家族と過ごす時間が急に増えた、あるいは減った。その時に、うまく適応できずに、苦しんでしまう。そういうことは往々にしてあります。

 今、自分の中で支えとなっているもの。生活の中で不可欠となっているもの。そういうものこそ、急になくなったとき、大きく影響していきます。

 そのため、今あるものがなくなったとき、自分はどう生活するか。それをあらかじめ考えておく。想像しておく。そのことで、仮になくなったときに、苦しむのを和らげることができます

別のパターンも生活に組み入れておく

 今あるものに頼りきるのは良いことです。ただ、急になくなったとき、大きな影響を受けます。

 そのため、なくなったときどうするかを考えておく。そして、その考えた生活を試しでたまに組み入れる。それが大事と言えます。

 それは、実践すると、必ず気づくことがあるからです。頭でこうだろうと思ってたけど、実際は、こうだった。では、もっとこうした方がよい。そういった試行錯誤ができます。

 また、生活パターンを増やしておけば、すべてが急になくなり困る。その可能性を下げることができます。1つのコミュニティに頼って、それがなくなったときに困る。それと同じく、1つの生活パターンに頼り、それができなくなったとき困る。その現象を防ぐためです。

自分や環境の変化に備える

 自分も周りもずっと変わらない。そんなことはありません。子どものときと大人のときの自分では変わります。周りの環境も常に変わり続けています。

 必ず、変化が求められるのです。ただ、そうはいってもうまく適応できるわけではありません。むしろ、いつでもうまく適応できる方が珍しいといえます。

 うまく適応できないことは悪いことではありません。ただ、苦しさは出てくると思います。そのため、事前に苦しさを和らげる準備をしておく。そのために、変化に備えて、別の生活パターンも想定しておく。できれば、実践して、どんなものか体感しておく。そのことで、どんなときでも、少しは苦しみ感じ方は和らぐといえます。

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