思うより、うまくいかないものと捉えることで、楽になる

 思い通りの人生、それを望みたくても、うまくいかない。人生、うまくいかないのは、当たり前。そう分かっていながらも、落ち込んだりします

 落ち込むということは、きっと、これくらいはうまくいくだろう。そう期待しているからです。うまくいかないから落ち込むのではありません。期待値がまだ高すぎるから、期待を超えない出来事が出てくる。それで、落ち込むのです。

 今、思っている、これくらいうまくいくだろう。それよりもうまくいかないものと捉えなおすことで、楽に生きられます

そもそも、うまくいかないようにできている

 うまくいかないのは、自分が悪いわけでないです。そもそも、うまくいかないようにできているのです。たとえば、人間関係。価値観が異なるもの同士が、意思疎通を図る。他人同士が同じ社会の中で生活する。当然、噛み合わないことが出てくるでしょう。間違って伝わることが出てくるでしょう。そうだとすると、社会で生活する以上、うまくいかない。そのようにできています。

 仕事や勉強、スポーツにおいても、うまくいかないのは当たり前です。1つできれば、その先を求められたり、自ら求めます。そうすると、どれだけできても、うまくいかないことに当人は直面します。他人からみると、うまくいっているように見える。そんな場合もあるかもしれません。しかし、当の本人は、できない部分を見つめて、結局、うまくいっていないのです

うまくいかないと知ることで、やりたいことに集中できる

 では、うまくいかないものだらけであり、人生には希望はないでしょうか。むしろ、思うよりうまくいかないと、きちんと捉える。そのことで、やりたいことに集中でき、自分の人生を歩めるといえます

 うまくいかないものをうまくやろう、うまくやらなければならない。うまくいかないのは、自分が悪い、相手が悪い。そういう風に、うまくいくことばかりに目を向けたり、関心を持つ。そうすると、自分の人生が散らばっていきます

 やりたくないことを我慢してやる。うまくいく必要もないことをできないからといって自分を責める。たいしたことでもないのに、すぐに相手を責める。自分のやりたいことより、うまくいかないことを悪とし、憐れむ。そんな人生になってしまいます

 一方で、人生はうまくいかないことだらけだと、適切に捉える。うまくいかないときは、自分が思うよりもうまくいかないものだ。そう考え直す。そうすることで、うまくいくかどうかにとらわれなくなります

 そうすると、うまくいかない人生の中で、じゃあどう生きたいか。そういう話になります。そして、じゃあ、やりたいことをやる人生がいい。そうなるといえます。そして、うまくいこうがいくまいが、やりたいことに集中する。そのことで、心を楽に、充実した人生を歩むことが出来ます。

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