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#92 川端康成「雪国」

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

川端康成「雪国」

冒頭の汽車の場面で、すでに情景描写の美しさに圧倒される。

繰り返し読んで、読むたびに表現の美しさに触れたい。

冒頭文の国境を「こっきょう」と読むか、「くにざかい」と読むか。

堀江敏幸さんの書評が面白く、識者の解説を読んだ上で何度も読み返したい。

次に手に取るのはいつになるか。

こういう本は売りに出さず、いつまでも家の本棚にしまっておく。

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