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ていねい日記vol5 - マイウォーキング

すべての偉大な思想は歩きながら生まれる。

フリードリヒ・ニーチェ

こんにちは。偉大な思想を生み出すためにはそういうことらしいです。かっこいい言葉ですね。

最近、散歩にはまっています。
私が散歩を始めたことにニーチェは関係ないですし、特別な思想を生み出すどころか特に何も考えていません、ぼーっとただ歩いています。

散歩するのって結構気持ち良いです。とくにこの季節だからなのか寒すぎず、日光に当たりながらゆっくり歩いてるとなんだか心が健康になる感じがします。散歩は人生で意外と大切なことかもしれないです。

毎日近くの大きな公園を歩いています。1時間ほど特に早歩きもせず小走りもせずただひたすら歩く。最近は少し寒いのでしっかりと着込んで、6、7キロくらい歩いているので時速6キロくらいのペースで歩いています。音楽を聴くことも、YouTubeを見ることもなく、ぼーっとしながら歩いています。

散歩を始めたきっかけは、健康診断の結果を医者に説明されたことがきっかけでした。

悪玉コレステロールが通常の3倍もあると知らされ、へー、と聞いていたのですが。

このままずっとこうなら血管が?詰まる?リスクがある?とのこと。何ということでしょう。やってくれたな悪玉コレステロールよ。

医者の説明は、運動や食生活を強制するでなく脅すでもなく言葉は優しいものでしたが、事実を遠回しに伝えているようでもあり、このままだとわかるよね?ということを暗に突き付けられているようでもあり、その言い切らない優しさが逆に私の不安を煽りました。

「これはもしかして運動しなきゃダメなやつかな」という危機感から(走るのは大変なので)歩くことを決意しました🔥

そんなことがあり散歩してます。(今週で一週間続いてます)

散歩中、何も考えずに歩くことが、逆に自分の脳みそを刺激します。

何も考えずに歩いていると考えないようにしてても考えてしまうのが人間の性なのか、しかし考えることが捗るというかいつもより考えごとを良く考えられるようです。

歩いてるから脳に血が回るのかな。いや、家にいればやれスマホを見たり、やれテレビをつけたり、やれネットフリックスをみたり、なかなかそれが雑音になっていて、なにもなしに考える状況にある事が良いことなのかもしれません。

ぼーっと歩く散歩の色んな意味の静けさは、考えるための深い時間を提供してくれるみたいです。歩きながらも思いついたり計画を立てたりする時間があり、これが意外にも充実感をもたらします。

身体を動かすという面で見ても、じんわりと汗をかくことができて、適度な疲労感があり健康的な視点でも良い気がします。多分良いでしょう。そして身体への負担で言うと少なそうなので無理がなく尚のこと良いです。夜はぐっすりと眠れるようになり、睡眠の質も向上した気もします。

そして日光が気持ち良いです。朝の日光さいこうです。日光に当たると、何となく健康になったような気分になります。健康になったかは分かりません。ポカポカしてるし、鬱のときは日光浴びろ(私は鬱ではないですが)というくらいなので身体に良いでしょう。

散歩は、何も起こらないからこそ価値があるのかもしれません。何も持たないし考えないただ歩く。このシンプルな行動が、日常に新しい変化をもたらしてくれるがしれない、もたらしてくれるといいなあと、思っています。偉大な思想よ、わかるよね、はよ降りてこい。

散歩してますという話しでした、散歩さいこう。

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