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フリーランス5.「フリーランス初心者が商品を開発するまでの流れ」

※当記事はInterior Coordinator Salon代表 「Paul」のラジオ台本となっています。該当のラジオはこちらです。

当チャンネルでは、独学でインテリアコーディネーターを目指される方に有益な情報をお届けしたり、現役ICである私自身の経験を基にお話をさせて頂いています。


■ラジオテーマ

「フリーランス初心者が商品を開発するまでの具体的な流れ」

ここまで続けてきている、フリーランス初心者向けの講義の第5弾となります。

ちなみに、今回の放送はもちろん、今までの放送も月に100万を稼ぐとかではなく、「まずは10万円程度を稼ぐため」の一般的な思考法や方法となっています。

それでは本題に入っていきます

●本題

まず、フリーランスの働き方にも大きく分けると2つあって(こちらは以前のラジオでもお伝えしていますが)

①. 自分が音楽教室などに雇われて講師をする(いわゆる下請け的)

②. 自分で商品やサービスを作って、それを自分自身で売っていく

前者は自分のスキルと時間を切り売りしている状態なので、割とアルバイトや会社員に近い働き方になります。

そして、後者は自分で商品を作って、それを売って、お金の管理なども全て自分で行なっていくという働き方ですね。

私自身も今はこの後者にあたる働き方をしているのですが、今回お伝えしていくこともこちらの内容となります。


それでは、まずはその商品の作り方ですが

基本的には

「人の悩みを解決するもの」

これが大前提となっています。

具体例を出しますと、皆さん体調が悪い時には病院へ行きますよね?

そして、「その体調が悪いと思った人に助言をして、適切な薬を処方するのがお医者さんという職業=サービス提供者」ですよね?

もう一つ例を出してみますと

「人は空腹になる=何かを食べる」

なので、食品を売るサービス提供者がいるわけです。

このように、些細なことでも構わないので、「自分のスキルで困った人を助けるつもりになって考えてみる」ということがそもそもの本質。

なので、「私はこういうサービスを出したい!」というのももちろんOKなのですが、自分本位ではなく、まずは「人の悩みに沿ってサービスを考える」ことが最も簡単で、的を得るんじゃないかと思います。

それでは次に解説するのは「深堀り法」というものです。

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深堀り法
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「深堀り法」とは

別にこんな方法が世の中に広まっているわけではなく、今、説明するのに直感的に思いついただけなのですが、「人の悩みを書き出してから、その悩みを解決するまでの流れ」をどんどんと掘っていく方法です。

初めて自分でサービスを考える方にはとても有効的かと思いますので、これから具体例を出しながら解説をしていきます。

まずは、皆さんの取り組みたい仕事はなんでしょうか?

インテリアの提案ですか?

ギターの講師業ですか?

メイクをはじめとした美容系ですか?

まずは、ご自身の経験から「よくお客さんに相談されることを考えてみましょう」。

例えば、私であればギター講師歴が長いのでこれから言うような「生徒さんの悩みが思い浮かびます」

1. ギターがほしいけど何を買っていいのか解らない
2. 左手でコードをうまく押さえられない / 右手の弾き方が解らない
3. とある曲を弾きたいけど、その楽譜が売っていないから困っている

などなど・・・

他にもたくさんの悩みが思いつくんですね。


それでは、これらを一つ一つ深堀りしてみますと

1. ギターが欲しいけど何を買っていいか解らない

解決策→講師の私が実際に着いていき購入のサポート, 相談者の欲しいものであったり、種類などをヒアリングしてネットで具体的な商品の提案

2. 左手で上手くコードが押さえられない / 右手の弾き方が解らない

解決策→こちらは実際に相談者の押さえている状態や弾き方(フォームなど)を確認する必要あり。→これらはオンライン(ZOOMなど)、またはオフライン(実際の現場)にて確認をし、アドバイスをする。さらにアドバイスの動画を送るなど

特に、動画などは相談者が自分のタイミングで観ることができるのでとても喜ばれますし、サービス提供者の方からすれば一度こういった需要の多い悩みに関する動画を作成しておけば、今後もずっと使い回すことが可能となる。(結果、お互いにWinWin)

3. とある曲を弾きたいけど、その楽譜が売っていないから困っている

解決策→楽譜起こしをしてあげる(こちらは音楽の講師であれば耳コピができるかと思います。ただし、時間はかかるので料金は高くなる場合も)

なんなら、楽譜起こし→実際の演奏をした動画なども付けてあげることで、相談者からは感謝もされて、一気にこちらへの信用も増しますよね。

このように、人の悩みをイメージして、それを解決するものが「商品・サービス」になるんですね。

まずは、この深堀り方法をすることで些細なことでも「悩みの解決・感謝されること」を目指してつくってみましょう。

ただ、こんな簡単なことでお金を取るのは・・・と思った場合には、

これらを「無料でおつけします」といったような付加価値にしてしまえばいいと思うんですね。

なので、サービス作成や付加価値にするもの=

これらは「相談者の悩みを解決する何か」ということで、自分の頭の中でイメージをしてみてください。

そうすることで、いずれその一つ一つの点がいずれ線へとなって、あなた自身の高効率で大きなサービスの構築につながっていくことかと思います。

ということで、今回の内容をまとめてみたいと思います。

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まとめ
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・商品作りは「人の悩みを解決するもの」であること

そして、悩みを書き出した後は、深掘りをしていってその悩みを解決する具体的なものを導き出す。

さらに、簡単なものは無料で付けてあげることで、こちらの信頼力もアップすることができるということですね。

こういった流れをお伝えしてきました。

ということで、今回はここまでとなります。

次回は商品を作成する際の注意点「顧客のセグメントについて」を話していきたいと思います。




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