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プロフェッショナルが3,000万$の獲物に挑む『スコア』(2001年)感想

★2.5/5


プロフェッショナルたち

金庫破りのプロ、バイヤー、情報屋、ハッカー、用心棒などプロフェッショナル揃い。特にロバート・デ・ニーロ演じる金庫破りのプロ感は、見応えあり。足が付かないようにわざわざ国境を超えたり、作業部屋もうまいことカムフラージュされててベテラン感が半端ない。ハッカーは、ステレオタイプな感じでかえって面白い笑。

危うい感じ

そもそもエドワード・ノートンが胡散臭い。いや、いい意味で。だからこそ、ただの金庫破りの話で終わらず、どんなオチが待ってるんだろう…と期待して最後まで観られた。恋人にも足を洗えと言われ、バイヤーは金で揉めてる噂があり明らかヤバそうなんだけど、なんだかんだ話に乗っちゃうロバート・デ・ニーロなのでした。

トラブル続出

とにかく全編通してトラブル続き。セキュリティに細工をするコードも一筋縄では手に入らず、警備も強化される始末。前述の事情も相まって、やるのかやらないかもの凄く微妙なシチュエーションに…。このあたりのハラハラ感は、実際に観て感じてください笑。

やっぱ犯罪映画ってさ…

とても個人的な感想ですみません。『HEAT』(1995年)しかり『ディパーテッド』(2006年)しかり、確かにいい感じなんだけど、犯罪映画って地味になりがちな印象。本作もその印象。そんなド派手に金庫破ったり、人殺してたりしちゃバレるだろうが!ってことなんだろうけど…ね。私のような若造には、まだ早いんだろうか…。この点が引っ掛かり、最終的に★2.5という感じです。

とはいえ

とはいえ、エドワード・ノートンは好きだし、プロフェッショナルの仕事っぷりは観ていてとても気持ちがいい。ラストも全然納得。オープニングもバッチリ。リアル&ハードに作り込んだ結果、パッとしない感じになった印象。
それにしても、3,000万$ってヤバ過ぎだろ。分け前だけで400〜600万$って。

以上

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