カトマンズの水捌け

私はネパールで最初にボーダナートいうところに
二年間住みました。
私はネパール国内をほとんど動かなかったので
ボーダナートは私にとってネパールそのものでした。
ボーダナート世界遺産で素晴らしいチベット仏教の
聖地です。民族衣装の人、
えんじ色の袈裟のお坊さんたちがチベット語を話し
信仰と共に生きています。
パッと見は美しい所なんですが雨季は地獄でした。
水はけの悪さはネパールいちの場所でした

ネパールは寺や井戸を中心に何となく家がたち、
気が付いたら政府もよくわからない道がいり組んだ
まちが出来上がってたよ!アハハ!みたいな
国ですー。計画をもって作られていないので
排水も何もなく溢れて壊れて実害が起こって少しづつ
対応してきた臨機応変、、無計画ともいいます。

とにかく排水がうまくいっていないので少しでも雨が降ると緩い坂は水の逃げ場がないので、浅い沢を登っているような感じです。アウトドアで滝を登るのあったよなーと思いながら沢を登って学校へ行きました。
濡れるのが前提でズボンを膝までめぐりビーチサンダルで移動していました。
そんな感じで一年目過ごしたのですが
からだが冷えて仕方ありませんでした
二年目は長靴を日本から持っていきました。

日本での一時帰国長靴をパッキング。
長靴は重く大きいのでスーツケースに入れると
場所を食います。
年に一度の帰国で防寒着や日本食を持って行きたい。

考えた末に国際線だったのですが長靴を履いて飛行機に乗りました。
中国の乗り換えでは係員の方に「出国の時は大雨だったの?」と聞かれ
「晴れでした」と答えたら長靴を調べられました。
国際線に乗っているみんなはとても小綺麗な格好しているのにやっぱり、おろしたてとはいえ長靴を履いた女は不審者でした。

その年は長靴を履いて足が冷えずに家を過ごすことができました。
翌年カトマンズの隣ラリティプル市という所に引っ越しをしました。
ラリティプルはカトマンズから バイクで15分ぐらいのところですが 緩やかに坂を登るのが分かります。
水捌けがいい、、!

土地が低い当たり、、パタン王宮は水がたぷたぷしているようでしたが大使館の多いエリアは とても水はけが良かったです。

時々水のトラブルがありそれを大家さんに聞くと緩やかな坂なので 水が下っていくのであまり水に恵まれた土地ではないと聞きました。
緩やかな坂だと政府の水道水が届きにくい?
本当でしょうか?
でも確かにその前に住んでいた水はけの悪いボーダナートと比べると断水することが多かったです。

ラリティプルに引っ越した途端長靴は登場しなくなりましたが時々用があってボーダナートへ行く時に長靴をはいたぐらいです。

ネパールは住む場所によって全く印象が異なります。
治安が悪いなと思ったら気軽に引っ越せるようにしておくのも大切なことだなと思って私は家具を最小限しか持っていません。
大型の家具を持っていないことでいつも家具付きのアパートを探すので家賃自体は割高になりますがやっぱり安全には変えられません。

以前住んでいたところは悪くなかったのですが アパートのお向かいが結婚式場になったと聞いて心配しています 。
シーズンに宴会であまりうるさかったら同じアパートに住めないなと思っています。

2日ほど前に南アフリカから新しいコロナの株が出てしまったとニュースで聞きました
予想しながら心配していた通りやっぱり一か月先のことは誰もわかりません。
しょうがないなと気軽に考えています。
今は2月中旬の渡航を計画しながら航空券を見ていますがもしコロナが理由で渡航を延期したら 何をしましょう?デジタル画を習いましょうか。
楽しいこと、新しいことを考えます。




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