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「是が非でも結果が必要」~2020 J1 リーグ第5節 vs 浦和レッズ(H)~【プレビュー】

太古の森(以下太古)「皆さんこんにちは!」
漆黒の獣(以下獣)「試合当日の更新です!時間が足りない!」
太古「プレビューがちょっと追いつかないですね、なので今回から一人称に戻します!(笑)」
獣「という訳で合体!」
太古の森と漆黒の獣「はい、という訳で今後も試行錯誤しながらやっていきますのでよろしくお願いします!」


浦和レッズ~かつての強さを取り戻せるか~

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昨シーズンは不本意なシーズンを送った浦和、今年は大槻体制を継続しての改めて再出発を図りましたが、ここまでは前評判に比較して順調に来ている印象を受けます。
ここまで4試合3勝1分6得点3失点、現在2位と良いスタート切りました。
昨年は前々任のペトロビッチ監督のスタイルから切り替えに苦労していた印象ありますが、今シーズンは不幸中の幸いかACLなどもなく、大槻監督がしっかり準備出来たことも大きいのではないでしょうか?
2020シーズンの浦和はどういうチームなのか、これが非常に掴みにくいチームだなと、ここまでの試合を観て感じるところです。
強力な2トップを要しながら、ボール保持でも非保持でも安定して戦えるチームで、対戦相手に合わせて色々な事が出来る体制が出来ていて、大槻監督も相手の良さを消すのが得意な監督だと思っているので、個人的には癖の無い今のチームは非常にやりにくいなというのが率直な感想です。
今回も東京の出方を予想しながらメンバーを代えてくるでしょうが、昨年のイメージで闘うと確実に痛い目を見るでしょう、選手のポテンシャルの高さを活かして癖が無く「真面目」に闘うチーム、正直言って非常に面倒くさいです。
相性も相まって今節も厳しい試合になりそうですね。


データ~今年もやってきた天敵~

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もう、東京サポーターには言うまでも無いですが、リーグNo1の天敵です。
対戦成績は以下の通りにです。

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ホームリーグ戦ではまだマシだなと思えてしまうくらいに負けまくってますね。(苦笑)
昨シーズンも調子の悪い浦和相手に結局勝つことは出来ませんでした。
ちなみに味スタで今回勝つと2004年以来の勝利となります。

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長谷川体制になってからは3分1敗と負け数は少なくなっています・・・ポジティブ?
まぁでも圧倒的苦手意識をもってる相手に、年々勝てそうと思えるくらいには徐々に良くなってきているのは、良い事じゃないでしょうかね。(笑)
少なくとも選手や監督はサポーターと違って実力差などはそこまで感じていないのではないでょうか。


~浦和レッズのココに気をつけろ!ココを狙え!~

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■超強力2トップ
先ず今年の浦和を語る上で絶対に外せないのが、2トップの興梠レオナルドでしょう。
得点を獲るという部分にフォーカスすれば、今年のJリーグでもトップと言っても差し支えないくらいに強力なコンビです。
前々節の仙台戦で浦和での通算100ゴールを達成した興梠 慎三については最早説明不要でしょう、東京も何度無くやられている選手ですが、年を追う毎に円熟味を増してゆく技術、自分もそうですが味方を活かすことにも優れ、昨年は不調の浦和にあって1人気を吐いていました。個人的には現在の日本人FWとして最高峰にいる選手だと思っています。(FWを目指している子供達にはお手本にして欲しい選手です。)


そしてJ3J2で得点王を獲得した安心安全の新潟印のブラジル人ストライカーのレオナルド
興梠が「柔」だとすればレオナルドは「剛」、様々な得点パターンを持っていてボックス内外どんな位置からもゴールを狙えるストライカーで、多少不利な体勢でもねじ込める技術とパワーを持っている選手、興梠との相性も良く、少しでもエリア内で自由を与えると非常に危険な選手です。

東京としては先ずこの2トップに良い形でボールが渡らない様に細心の注意を払う必要があるでしょう、少しでも機会を与えると高い確率で決定的なチャンスをゴールに結び付けてきます。

ハイライトのゴール映像を見てもらえれば分かるのですが、サイドからの攻撃でのゴールが非常に多いです、関根、汰木、宇賀神、橋岡、山中と攻撃に特徴がある優秀な選手を揃える浦和、ドリブル突破、高精度クロスと様々なパターンとコンビネーションで抉ってきます。
マリノス戦同様にサイドに如何に蓋を出来るかも鍵になってきそうです。
特に汰木山中の左サイドは大きな武器になっているのでここには守備を重視したような選手配置になるのではないでしょうか。
更に後方には岩波、デン、西川と後方から高精度のロングフィードを蹴れる選手達も控えています、抜け出しも上手い2トップなのでディフェンスラインの背後にも気をつけなければなりません。
あとは2列目の武藤長澤も非常に怖い存在です、2トップに注力しすぎると、後ろからきたこの選手たちにやられてしまうでしょう。

■狙うはCBとSBの間?

続いて浦和のここを狙いたいというポイント、攻撃ではサイドからのクロスを積極的に狙いたいところです、今期の浦和の失点はほぼ全てがサイドからのボールによるものになっています。

特にCBとSBの間に入り込まれて、相手選手をフリーにしてしまう事が多いので、東京としてはクロスの精度が高い小川を起用してここ狙っていくのも良いかと思います、また浦和の守備陣が帰陣していない早いタイミングでのサイドからの仕掛けも有効かなと感じます。
サイドが強力な浦和ですが、受けに回ったときには脆さも感じるところがあるので積極的に突っかけていきたいところです。
あとは試合展開にもよりますが、どちらかというと浦和がボールを持つ時間が長くなるのではと個人的には思っています、マリノス戦同様に前線からプレスを仕掛けてショートカウンターを狙いたいですし、長いボールを蹴らせるのもアリだと感じます、東京の守備陣が競り合いに関してはアドバンテージを持っていると思いますので、セカンドボールをしっかり回収出来る体制を作っておけば持たせてもリスクは抑えられるのでは無いでしょうか。


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両チームの注目の選手ですが、浦和は先ほども触れましたが2トップ。
東京のFW陣も理不尽ですが、同じかそれ以上に理不尽なこの2人を抑えるかが勝敗に直結してきそうな気がしています。
個人的には怖さもありつつ、この2トップが今シーズンどこまでやるか気になっているので注目しています。

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そして東京側は2CBの森重、渡辺
対2トップという意味でもそうですが、この2人の出来が東京の守備陣に取っては生命線です。
強力な個を揃える浦和の攻撃を水際でどう防ぐか注目したいと思います。

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~まとめ~

ハシモト

東京にとってはこの試合はマリノス戦に続いて、是が非でも結果が欲しいゲームです、それは前の試合で取り戻した自信をより確かなものにする為に、天敵の浦和から久し振りの勝利を奪うために、そして何よりチーム生え抜きの「橋本拳人」を快く送り出す為に。
おそらく先は考えず、長谷川監督はこの試合限定になったとしても勝ちにとことん拘った準備をしてくるでしょう、橋本が出れる最後のゲームで必ず3ポイントを獲るためにいつも以上に。
橋本去った後については未だに不安はありますが、それを抜きにしてもこの一戦は非常に重要です。
選手達もその想いは強いでしょう、このタイミングで浦和戦、しかも今日から有人での試合になります、気持ちが入ったゲームを期待しています。
最後にロシアへ旅立つ橋本からのコメントでプレビューを締めます。

舞台は整っている、やって来い拳人。


※画像作成とデータ引用元は下記サイトを利用

【公式】Jリーグデータサイト


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Soccer D.B. : サッカー・出場記録データベースサイト


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