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引き際、去り際は美しく。


 物事には、何をするにも、
タイミング、いつやるべきか、
という潮時がある。


 何かをはじめる、何かを決意する
ということは何かをやめるということなのだ、と30日チャレンジを通して学びなおした。



 何かをやめる時、
今いる場所から去る時、


 その引き際は、去り際は
できるなら美しくありたい。



 美しくあるためには、
引き際のタイミングが重要だ。


 スパッと切れて斬られたことすら
気づかないくらい綺麗に、終わらせないと。


 私は、物事のやめ時とか、
縁を切るタイミングとかをいつも
つかめないでいた。


 キャッチを断るのも、
アルバイトなど仕事を辞めるのも、
人間関係も。



 それらは、決断力と覚悟が
ないからだ、ということに
27歳になって理解し始めた。


 今の習慣を、今の状況を、
今の私を、今の生活をかえるためには
じっくりじっくり考えてかえる、
というよりも、


 スパッと、一瞬にして切って
新しい道へ行かねば、

 結局ずるずると同じところにいるのだと、やっと気づいた。


 斬るなら、真剣のように、
スパッと。


 今の仕事をはじめてから
9ヶ月経った。


 今の仕事の次の契約期限は
今年の9月末。
(このままの勤務態度で、会社が
潰れなければおそらくそこからさらに1年契約になるだろう。)


 今の仕事は、前職のアルバイトが
コロナなどもあって急に月末まで、
と言われて急遽はじめたアルバイト。


 今の時代、働き方も稼ぎ方もいくらでもあるから、アルバイトだからダメって言いたいわけじゃない。


 でも少なくとも、私は今の生活で
自立はできない。何歳になっても薄給で実家にお世話にならなければならない。


 だから、今の仕事の終わりを9月末で考えている。


 辞めるならスパッとやめよう。 
今の仕事をダラダラ続けていたところで、何か習得することはない。


 あえていうならコップ洗いと掃除の習慣がつくことと、効率的にこなす力がつくことくらいだろう。


 前の職場は2つとも家から職場まで
50分くらいで着くが、今の職場は80分くらいかかる。


 朝勤の日は8:30〜、
昼勤の日は日によって違うけれど
お昼過ぎから。

 5時間ほど働いたらまた帰る。


家を出てから
仕事を終えて帰ってくるまで
スムースに終わっても今の仕事は
通勤往復2時間40分+1日平均5時間労働。

週3で働いているので、仕事に対して
週に23時間ほどを費やして
やっと週平均給与は2.3万ちょっと。


勤務がかなり多い月でこれ。


 次の自分の仕事のためのスキルアップになるのなら悪くないけど、そういうわけでもない。


 家からも遠いし、まあ、今の仕事を
1日に4〜5時間してきただけで、
次の日までぐったりしてるから、
他の仕事をガツガツというのも難しいけど、今の時代働き方も稼ぎ方も色々探せばある。


少なくとも通勤時間にかけているその、時間を、職場を近場にかえれば
働く時間にあてられる。


やっと、やっとそういうことを考えられるほどに日常に余裕が出てきた。


 そう、2021年の春になるまで、
そういうことを考える余裕をなくしていたのだ。


 今の仕事の引き際、を考え始めた。


 辞める時はスパッとやめたほうがい。


 これは、なんだかんだ、無職のまま
アルバイトで3年過ごした、
 大学生の時から1年ほどで塾を辞めるという働き方を3回も繰り返した私が、


 断れなくて、仕事もキャッチも
何もかも断れなくて、

 家族や友人や恋人にさえ、
自己主張できず、予定をあけてしまって、などして自分の時間をコントロールできないで27歳になった私に、

今最も必要なことなのだと思い始めた。


 自立できていない私に、
今必要なのは(生活的・経済的)自立をするためのことにエネルギーを注ぐこと。


 今の仕事が、何かやりたいことや
自分のその先の仕事に大きく影響するような何かを培う仕事であれば存分にやればいい。でも、もう今の仕事で得るべきものは残りの半年でも絞り出して得られる気もする。


 なにせ、今の仕事をしていれば、
結局は、経済的自立には全く結びつかない。27歳の私に、今年28歳になる私に今最も必要なのは、経済的自立なのだとやっとそこまで辿り着いた。そんな気がする。


 今の仕事の前はVCで、あまり動かない自由に自分のことをできる仕事を1日3時間ほど週2〜4くらいでやっていた。

 新卒で仕事を辞めてきて引きこもっていた私に、社会への復帰の大きな第一歩を歩ませてくれた。


 そしてその仕事をしながら収入を増やすために塾講にもどり、2つとも仕事が潰れたから当座、と思って今の仕事になり、今の体力仕事がやっと9ヶ月目になった。


 契約更新時期まであと半年。
私は次のステップへ踏み出す時べきなのだとやっと思えるようになった。


 本来1〜2月までにそのステップへきたのだと行動に移せていたらスムーズだったかもしれないけれど、多分1月に、教員の仕事を受けようとして受けられなかったのだから、あの時はタイミングじゃなかったのだろう。


それに、今も、教員就職に関しては自分の中でもやもやしたものが残っている。


それでも、とりあえず今の仕事を
これ以上続けているメリットはない、そう思えた。だから、動こうと。


 物事は、どんなことも、
「何かを始める決断をする」
というよりは、「何かをやめる決断をする」ということなのだと思う。


 誰かと付き合うのをやめる

 仕事をやめる

 今の習慣をやめる

 何かを買うのをやめる


とか。


 その、やめ時はスパッと
さらっと、美しく切れた方がいい。


 これまでの
アルバイトをやめてきた経験や
断れずにずるずる続けてきたこと、
人間関係なんかを考えても全部そう。


 やめる時は、離れる時は、
去る時は、スパッと心地いいくらい
さらっと切ったほうがいいんだ、

 やっとそう思えるようになってきた。


 断れなくてずるずる続けてきたこと、なんとなく次が決まるまでなんて言いながら続けていることなんかも、
次が決まるまでなんて思っているから決まらない。


 今の仕事のやめ時を先に決めてしまうことが、ゴールを先に決めることが大事なんだという、とてつもなく当たり前の、20代前半でみんながわかっていそうなことを私はやっと、頭で、身体で理解し始めた。


 そして、やめる時は潔く、
スパッと美しく去るのがよい。


 私は今の仕事を辞める予定から
たてはじめた。


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