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独創的なスケッチ案から本物のケーキを作る!子供たちが主役の「夢のクリスマスケーキコンテスト2018」イベントレポート

今週末はいよいよクリスマス。洋菓子業界にとっての最大の繁忙期が今年もやってきました。 そんなクリスマスシーズンを目前に控える中で開催された「銀座コージーコーナー『夢のクリスマスケーキコンテスト2018』」。 このコンテストは、小学生以下のお子様から寄せられたケーキイラストのなかから選ばれたものを、銀座コージーコーナーのパティシエたちが作り、本物のケーキとしてプレゼントするという企画です。2009年から実施され、今年は記念すべき10年目。応募数は総勢22,016点、子供たちの

    • 【最速】2018年ジャパン・ケーキショー受賞者作品一覧(3/3)

      本記事は全3回にわたって更新しています。 前の記事はこちら→→→ 【最速】2018年ジャパン・ケーキショー受賞者作品一覧(1/3) 【最速】2018年ジャパン・ケーキショー受賞者作品一覧(2/3) 【第6部】エコール金賞 華調理製菓専門学校 大椙美穂 二葉製菓学校 日野碧海 銀賞 東京製菓学校 坂井玲那 東京製菓学校 大島弓実 華調理製菓専門学校 荒井海玖 二葉製菓学校 岡田洪香 国際テクニカル調理製菓専門学校 伊藤萌々香 名古屋製菓専門学校 王 芊涵 名古屋製菓専門学

      • 「うちは劇場型のお菓子屋さん」。アシェットデセールの新旗手が語る、お客さんと向き合うお菓子づくり

        今回はパティスリーではなく、ショーケースを置かない「アシェットデセール」のスタイルで自分のお店を持った、ひとりのパティシエをご紹介します。 「アシェットデセール」とは、本来はレストランのフルコースで最後に運ばれる「皿盛りデザート」という意味でした。しかし近年は、作り置きをせず、注文が入るたびにデザートのみを提供する「アシェットデセール専門店」も増えてきました。 大阪のベッドタウン、枚方(ひらかた)市にも、いまおおいに注目されるアシェットデセールのお店「Gorille(ゴリ

        • これが私らしさ。ケーキと町と共に生きる、小さな小さなお菓子屋さん

          大阪八尾、駅から歩いて15分。平屋が並ぶ住宅地の中、空が広ける久宝寺の町角に、『atelier Oeuf(アトリエウフ)』の黄色い看板があります。今回は、『アトリエウフ』のオーナーの多葉さんにインタビュー。 引き戸を開けて入った店内にはショーケースがなく、小さな販売スペースに十数種類の焼き菓子が並べてありました。そして売り場横にはなんと、靴を脱いで上がる板の間と畳のカフェスペースが。一般のパティスリーとは違う、ちょっと変わったスタイルのお店です。 3年前の独立当時は、お店

        独創的なスケッチ案から本物のケーキを作る!子供たちが主役の「夢のクリスマスケーキコンテスト2018」イベントレポート

        • 【最速】2018年ジャパン・ケーキショー受賞者作品一覧(3/3)

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          今年のクリスマス商戦予想2018!クリスマス目前、パティシエプチインタビュー!

          今年のクリスマスまで、あと10日ほどになりました。 毎年パティシエにとって勝負の三日間となる12月の23日・24日・25日。 今年は日・月(祝)・火曜日となっていますが、みなさんはどんな三日間になると予想されていますか? 今回は、クリスマス目前企画として、全国各地の街のパティスリーに務めるパティシエさん4名にプチインタビュー!2018年のクリスマスに向けて準備していることや、今年の忙しさ予想などを聞いてみました。 今回話をお聞きしたパティシエさん方をご紹介!Oさん 東京都

          今年のクリスマス商戦予想2018!クリスマス目前、パティシエプチインタビュー!

          「残って練習すべき?」若手パティシエたちのホンネとリアルな事情

          パティシエは技術職。実務経験のない新人パティシエが最初にぶつかる壁は、『いつでも本番であること』ではないでしょうか。 失敗したら商品がダメになってしまう。プレッシャーと緊張感の中、恐る恐る生クリームを絞った…なんて経験もあるかもしれません。 そんな新人時代、少しでも早く技術を身につけるために行うのが「練習」。新人パティシエだけではなく、中堅パティシエが技術を高めるために行うこともありますよね。 パティシエントの匿名型アンケート、「パティシエ世論BOX」でも、パティスリーでの

          「残って練習すべき?」若手パティシエたちのホンネとリアルな事情

          「お取り寄せ日本一」に選ばれた究極の熟成チーズケーキ。人見知りを克服して独立した、あるパティシエのストーリー

          大阪に「お取り寄せ日本一」に輝いたチーズケーキを焼くお店があります。それが、鴫野(しぎの)という住宅地にある「パティスリートルクーヘン」。 ベイクドタイプの「クリーミーでコクのある食感」とレアタイプの「すっと溶けていく食感と後味」、ふたつのいいところを併せ持つ独特なチーズケーキが、「おいしくて新食感」だと好評なのです。 ▲看板商品の「プレミアム・ケーゼ・トルテ」(4号/税込5,830円) さらに、チーズケーキのみならず、桃が丸ごと乗ったパフェやピスタチオのかき氷など、フ

          「お取り寄せ日本一」に選ばれた究極の熟成チーズケーキ。人見知りを克服して独立した、あるパティシエのストーリー

          2018年にオープンした洋菓子店&夢へと一歩踏み出したNewオーナーシェフ特集

          12月になり、2018年もいよいよ終わりに近づいてきましたね。今年も、新しいパティスリー・洋菓子店がたくさん誕生しました。 今回はその中からほんの一部ですが、今年新たに開業したお店、そしてそのお店を営むパティシエのみなさんをご紹介します! 関東エリアpatisserie.leslines(東京都杉並区)/松島啓介さん まずはじめにご紹介するのは東京都杉並区、西荻窪駅から徒歩4分の場所にオープンした「patisserie.leslines(パティスリー レリアン)」。オー

          2018年にオープンした洋菓子店&夢へと一歩踏み出したNewオーナーシェフ特集

          【画像まとめ】サマーバケーション明け!ヨーロッパのシェフたちの新作ケーキ7選

          平成最後の夏、今年は記録的な猛暑でしたが、そろそろ涼しく感じる時間も増え、これから一気に秋になりそうです。 9月になり、ヨーロッパでは長い夏休みを終えて、仕事に戻って普通の日常が始まりました。フランスをはじめとする各国のシェフパティシエも、ビーチへ行ったり知人に会ったり、カカオ農園を訪れたりと過ごし方は様々だったようです。 今回パティシエント編集部は、気持ちを満たし、新しい感性を取り入れた彼らの新作ケーキを調査しました! Christophe Michalak(クリストフ

          【画像まとめ】サマーバケーション明け!ヨーロッパのシェフたちの新作ケーキ7選

          「カレボー®ルビーチョコレート RB1」がいよいよ販売開始!第4のチョコレートを使った有名店&ブランドの新作とは?

          チョコレートの種類というと、「ダーク」「ミルク」「ホワイト」でしたが、約80年ぶりに「ルビー」という新しい種類が登場したのは、記憶に新しいですよね。  「ルビーチョコレート」は、ルビーカカオ豆に存在する独特な成分により生まれたチョコレート。着色料もフルーツフレーバーも一切使っていないとは思えない、まさにルビーのような美しい色合いと、甘さ控えめでフルーティーな味わいが特徴です。 ヨーロッパで100年以上チョコレートを作り続けてきたスイスのバリー・カレボーが13年かけて研究開

          「カレボー®ルビーチョコレート RB1」がいよいよ販売開始!第4のチョコレートを使った有名店&ブランドの新作とは?

          「仕事と育児、両立させるための独立」…ある女性パティシエが辿り着いた、自分にとっての理想形

          「お菓子を作ることは大好き。けれど将来、結婚や出産を経ても続けていけるのだろうか」。 夫婦共働きが増えてきたとはいえ、「結婚して子どもを育て、好きなことを仕事として続ける」を叶えている人はまだまだ少ない製菓業界。将来にそんな不安を抱えている女性パティシエもいるのではないでしょうか。 しかし、独立によって「仕事」と「母」を両立している、あるパティシエがいました。 今回は、東京都中央区にお店を構える、石橋にい奈さんをご紹介します。彼女のお店の営業時間は10:30~16時、水

          「仕事と育児、両立させるための独立」…ある女性パティシエが辿り着いた、自分にとっての理想形

          4大卒後、未経験でパティシエの道へ。「人生で一番何を実現させたいか」を考えた

          パティシエとして働く。でも、その働き方は人それぞれです。このまま社員として勤め続けるか、独立して自分のお店を持つか。この先のパティシエ人生をどう進めていこうかと、迷っている方も多いのではないでしょうか。 その迷いを断ち切り、独立への一歩を踏み出したパティシエは、どのように考え進んできたのでしょう。実際に開業してみて、思うのはどんなこと? 今回は川崎市宮前区、鷺沼駅にほど近い場所でパティスリーを営む女性オーナー、阿部雅子シェフにお話をお聞きしました。 製菓学校出身ではなく

          4大卒後、未経験でパティシエの道へ。「人生で一番何を実現させたいか」を考えた

          過去10年の歴史からブームを探る!スイーツトレンドヒストリー

          毎年新しいスイーツが登場するスイーツ業界。たくさん生まれたものの中には一大ブームとなるものもあればすぐに消えていくものもあります。日本の数あるトレンドスイーツの中には、世界各国のパティシエのアイデアが大きく花開き、熱狂的に広まったものも。流行ったといえば、なんとなく記憶にあるあのスイーツ。実際何年ごろに流行っていたのでしょうか?そんなスイーツトレンドを、ここ最近の10年分振り返ってみました! 2008年/塩スイーツ 出典:https://www.henri-leroux.

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          お菓子でもブーム爆発!エディブルフラワーの魅力とは

          近年百貨店やブティックでは、初めて目にしたときにパッと目を惹いて語りかけてくるような、デザイン性の高いお菓子が人気を集めています。 その中でも近年特に注目されているものの一つが、『エディブルフラワー』を使ったお菓子。 本記事ではエディブルフラワーの魅力について紹介します。 そもそもエディブルフラワーとは? エディブルフラワーとは、「edible=食べられる」「flower=お花」のこと。エディブルフラワーとして販売されている食用花は、農林水産省が定めるガイドラインに基づき、

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          フランス菓子の魅力を伝える、パティシエールの葛藤と奮闘の日々

          大阪国際空港がある街として知られる、兵庫県の伊丹市(いたみし)。 いまなお昭和の風情を感じさせる「ひがし商店街」に、2017年の春、ある洋菓子店がオープンしました。 店の名は「パティスリー ウサギ」。 ウワサの理由は、フランスで修業したオーナー・パティシエールの村西理沙さんが手づくりする本格派フランス菓子の数々。 見とれるほど優美なケーキやおいしい焼き菓子で、「知る人ぞ知る」お店として地元のお客様の心を徐々に掴んでいます。 ▲下町の雰囲気を残す「ひがし商店街」にオープンし

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          自国を離れて、知らない土地で夢を実現させるーー。今アジアからの留学生が学びたい「日本の製菓」とは?

          パティシエを目指す場合の留学先といえば、スイーツの本場「フランス」を思い浮かべると思います。 しかしその一方、ここ数年では中国・韓国・台湾などアジア圏の学生が日本へ製菓技術を学びに訪れていること、そしてその留学生の人数が年々増加していることをご存知でしょうか。 フランス研修を経験できたり、本場フランスと並ぶ本格的な製菓技術を学べたりなど、魅力的な日本の専門学校が留学先として選ばれているのです。 このことについて2018年6月、辻調グループが2018年度の留学生データを発表

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