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塗装マスクはひとすじなわではいかないのです



日本の塗装マスクの出来は素晴らしいです。
持ちやすく使いやすい、引っ掛かりを少なくするように計算されている等々…

日本の職人さん達は本当い良いお仕事をされます。

が、ソフビとなると毎度のことですが成型が一定に上がらない。
厚みがあったりなかったり、引けが大きかったり少なかったり等々…

時には歪んだ理由すらわからない時があります。

そんな中、塗装マスクはおおむね初期の段階での成型をベースに塗装マスクが生産されます。
しかし、当たり前の話ですが成型は職人さん達が慣れてきた頃が一万状態の良いものが上がってきます。
それを待って塗装マスクを作る、というのでは商品の販売がどんどん遅れてしまいます。
なので初期の段階でマスク製作に入ります。

先にも触れたように最初の成型と慣れてきた頃では思った以上に違うこともしばしばあります。
そうなると塗装マスクにもずれが生じてきます。

大抵は作り直しますが、職人さんの現場ではヤスリで調整したりするようです。
一般では破損リスクがあるためやはりこれも塗装屋さんの熟練した腕にかかってます。

成型によって吹き漏れやズレ、塗装マスクによる色の擦れなどさまざまな問題点を拭く角度を変えたり成型品を温めてみたり…
様々な工夫で塗装という加工が出来上がります。

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