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モノに対する満足度を上げる方法

はじめに

本noteでは「モノに対する満足度を上げる方法」について記載する。

まず、前提として私は自分にとって幸せな時間を定義し、その上で幸せな時間を増やすことを日々行っている。

そのために、まず日記をつけて「何の行動をしたら自分は幸せなのか」(逆も然り)を把握するように努めている。

そうして把握した、自分を幸せにする行為の中に「自分が持っているものが自分にとって最大級のお気に入り(満足度が高いもの)である」がある。

ミニマリストのインフルエンサーの発言によく「お気に入りだけ持つ」というものがあるが、それに似ている。似ているが、ちょっと違うものだ。

というのも、「お気に入りのものだけ持つ」というと、必ずも「こだわりぬいた一品」を持たなければならないような印象がある。

しかし、私はちょっと違うのではないか(こだわりぬいた一品以外でもお気に入りになりうるのではないか、満足度が高くのなるのではないか)と思っている。

いくらミニマルだからといってもそんなに有形のものにばっかりお金かけてられなくないですかね…?

結論からいうと、モノに対する満足度を上げる為には以下のステップが必要である。

  • ①無意識に所有しているモノの1つを意識してみる

  • ②何故持っているのか、何が気に入っているのかを問う

  • ③本当にその「気に入りポイント」が必要なのかを問う

  • ④モノを捨てるか、買い替えるか検討する

今回は私の実例を2つ出して説明していく。


①無意識に所有しているモノの1つを意識してみる

まず、ターゲットになるモノを定めるという工程である。これは本当にどういったきっかけで何を選んでもいいと思う。結果としてそれがお気に入りです!でもいいので。

私の場合は、まず生きていて困るところから着手しようと思ったので、「疲れている時にシンクに食器がたくさん溜まり、元気になっても片づける気が起きない」をどうにかしようと思った。

そのため、食器(といってもかなり手放している状態だった)の内のどれかについて考えようと思った。

(コップ)実は私はチェブラーシカというキャラクターが好きで、ゆえにマグカップはかれこれ3,4年はタリーズのチェブラーシカのマグカップを使っていた。しかし、既にコップは2つ以上持っているし、コップが2つある必要が私にはないと思った。

他には電子レンジが壊れて、電子レンジを買わないといけない時には電子レンジについて考えた。

(電子レンジ)元々10万円近いオーブン付の電子レンジを使用していたのだが、そもそも高級な機能を毎日使っているのか?というと答えは「いいえ」だったので、何も考えず同じような機種を買うのはやめようと思い、ターゲットにした。

②何故持っているのか、何が気に入っているのかを問う

次にシンプルに「何故これを使っているのか」について考える肯定である。頭で考えるというよりは、そのモノを持ってみて、イメージしてみて思い浮かんだことをメモしていくのがいいと思う。

ちなみに、人間の脳みそは一度に3つのことしか考えられないのでメモして、頭の中の情報を外部化していくことがお勧めだ。

(コップ)シンプルにチェブラーシカが好きだし、このマグカップ以外にレンチンに対応したコップがないなぁ

(電子レンジ)当初はどうせ買うならいいやつにしようと思って買った。グリルとかができるのは気に入っていた。でもまぁ…毎日グリルはしないんだよなぁ…。

③本当にそれにその「気に入りポイント」が必要なのかを問う

お気に入りポイントが出てきたところで、それって本当にそのモノに求めている役割でしたっけ?というのを考えてみる。

これは説明するよりも実例を読んでもらうのが早いと思う。

(コップ)コップに「飲みたい時に液体を飲める」以外の機能は必要がないと思った。気に入っていたチェブラーシカの柄もよく考えると視覚的な情報で、限られた脳みその容量を消費している。

(電子レンジ)私が電子レンジに求めている機能は「コンビニで買ってきたものをチンする」か「野菜を蒸し野菜にする」ぐらいの機能で、それって8,000円程度のレンジで十分だと思った。オーブンを使う料理やお菓子作りは私の趣味ではない。

④モノを捨てるか、買い替えるか検討する

ここで③に基づいて、どういう意志決定をするのかを明らかにする。

私の実例は手放した例、既に手放していた例であるが、ここでお気に入りポイント=そのモノに期待する役割だ!となれば当然持っていてよい。

その場合においても、一度そのモノに対する期待値を考えている分、お気に入り感が増していると思う。

(コップ)超絶お気に入りのチェブラーシカのコップだったから手放すのはなんかさみしい気もしたけれど、これもまた経験の一つ、また使いたくなったら買えばいいやと思って手放してみることにした。またもう1個あったグラスも手放した。代わりに100円均一でレンチン可の透明なグラスを買って使ってみることにした。使用してしばらくたつが全く不満がない。1個しかないから毎日洗って毎日使っているし、シンクを占領することもない。100円均一のものだけど、要件を満たすものを探したので満足度が高い。

(電子レンジ)Amazonで8,000円のレンジを購入。野菜は100円均一の野菜蒸し器を購入したのでレンチンしかできないもので十分。購入してからしばらくたつが、一度もグリルをやりたいという気持ちにすらならない…。

終わりに

今回は「モノに対する満足度を上げる為の方法」について記載した。

この思考法を生み出した契機は、今使用している机を考えに考えた結果under1万円で購入したが満足度が高かったため、もしかして価格=満足度ではない?と思ったことである。

資本主義が浸透しきった現代社会では、高い価格=高い満足度=高い幸福という価値観が流布しがちだと感じているが、この等式は成り立っていないのではないか。

今後も資本主義に脳みそをハックされることなく、自分の幸福を追求していきたい。


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