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積読は無駄ではない

私自身、本を購入して読まずにそのままになっていることが多い。

目的から考えると、読まない本を持っているのは意味がない。

本は読まれて価値を発揮するものだ。


読まない本を所有するのはただの無駄なのか?


個人的には、必ずしもそうだとは思わない。

ではどういう価値があるのか?


一度関心を持ったことに対して、関心を持ち続けられる。

または、関心を思い起こさせてくれる。


ということ。


人は忘れる動物だ。

全てのことを記憶することはできない。

そして、人の関心は、常に移ろい続ける。

忘れてもいい関心ごとは忘れればいい。

ただ、忘れたくない関心ごとは、意識し続ける必要がある。


そこに本が積んであるだけで、その関心ごとを意識上に持ち上げてくることができる。

そして、その関心が高まった時に、すぐにアクセスできる。


そう考えると、積読も決して無駄でない。


と、自分のだらしなさを正当化してみる。


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