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#12 恐怖の?!自己注射指導へ行ってきました

体外受精がはじまるまでの準備


 
4月から不妊治療が一部、保険適用の対象となるのをうけ、その準備として顕微授精にむけての同意書の記入と自己注射指導、そして今後の治療方針を聞きに病院へ行ってきました。
 
今回は、PPOS法という方法で卵巣を刺激し、たくさんの卵子がとれるように採卵に向けて準備することになりました。
私は左の卵巣にチョコレート嚢胞があるため、採卵結果によってはもう一度採卵し、チョコレート嚢胞の手術(この手術をすると、卵子の数が減ってしまいますが、そのまま妊娠した場合、破裂する危険性もあります)をしてから胚移植になる場合もあると説明を受けました。
 
卵巣刺激するときにまず必要になるのが、生理3日目から10日~2週間ぐらいの間、毎日1日1回必ず行う自己注射です。
 
この自己注射が、自分にとって最大の難関でした。
注射への恐怖から一時期、体外授精に進むのを躊躇したといっても過言ではありません。
心配性なのでネットでいろいろと調べると、皆さん普通に自分で注射をされているようですが、
血液検査の採血、インフルエンザのワクチンだって、絶対に針が刺さる瞬間を直視できない私。
 
もうそんなん無理だって!針を自分で刺すなんて絶対無理!!泣
 
……そんな心境でした。
 
夫が、「どうしても怖かったらおれがやるから!」(*家族でも打つことができます)と、私が自己注射を怖がる度に言ってくれていたので、いざとなったら夫にたくそうと心に決め、自己注射指導へ赴きました。
事前の説明では、夫も一緒に指導に参加できるとのことだったのですが、当日になって他の人も参加するので、夫は待合室で待機ということに…そりゃそうだよね…。
 

いざ、自己注射指導へ


 
看護師さんからひと通り説明をうけ、では一度おなかの形をした模型に練習で注射を打ってみましょう、ということになったのですが、はじめてのことなのでとにかくしどろもどろ。
今回、卵巣刺激のために使うことになったのは「ゴナールエフ皮下注ペン」というペンタイプの注射器で、思ったより針先は短く(1センチないぐらい)、いけるかな?と思ったのですが、
針がうまく注射器につかなかったり、おなかの形をした模型が硬かったのか、かなり刺すのに力が必要だったりと(後々やってみるとそうでもありませんでした!)ハプニングが色々ありました。
家に帰ってからは、夫とふたりで自己注射のやり方の動画を見たり、説明書を読んだりして、スムーズにできるよう何度もイメトレしました。
 
次回の受診日は生理2日目。
PPOS法では前の生理の周期からの準備は必要なかったので、生理が来たらすぐに病院に連絡し、診察の予約をとります。
 
生理3日目からは自己注射も始まるので、それまでやり方を覚えてられるのか心配になりましたが、
看護師さんに大丈夫大丈夫!皆さんちゃんとされてますから!と背中を押されました(泣)
 
ちなみに、通っている病院はGWの期間暦通りお休みになるそうで、その間に生理が来てしまうと、治療がまた次の生理からに伸びてしまいます。
多嚢胞なこともあり、なかなかすぐに生理がこない私。
今回だけはGWにかからないことを祈るばかりでした。
 
つづく>>

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