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猫が好き。は、知ってたけど、猫耳も好きだったのね。自己認識のやりなおし

小さい頃は、猫がたくさんいる家で育った。猫と長く暮らしていたし、小さい頃から猫グッズを蒐集する傾向だった。けれど、すっかり忘れていた。一緒にくらした猫たちの思い出を忘れることはないけれど、猫グッズの蒐集品は度重なる引っ越しでかなり行方不明になっている。(実家には小さい頃の蒐集品が結構残っていて驚いた)

それでも気づくと、さりげなく猫グッズを持っている。
銀鉤舎の「!」のピンバッチは、大のお気に入りで、勿体なくて使えずにパソコン本体の上に飾って、ふふふっ、てなってる。

だから、無意識のうちに猫グッズ蒐集も続いているのだなぁ。

気づかないうちに死にかけていて体調最悪だったころ、あの頃は何の余裕もなく、でも無謀にも実際に走り回り、でも、好きなもの、なんて分からなくなってた。
輸血して、手術して、命は取り留めたけど、その後には、線維筋痛症が待っていた。何もできない日々。

そこから何とか抜けだそうとしたとき、ジュリア・キャメロンの「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」だったと思うけど、好きなものを書き出すワークで苦労した。アファンタジアの影響で脳内再生できないこともあり、記憶を引き出すのは時に困難だ。

何が好きなのか分からない、って、かなりマズいなぁ。と、それから少しずつでも、小さなものからでも思いついたときに書き留めるようにした。書き留めることを忘れることもあったけれど。
でも、だいぶ好きなものがあることに気づくことができた。

まあ、一番は、書くことが好き。メモが好き。パソコンが好き。スマホでメモするのが好き。
AIたちが好き。
そして、AIイラスト生成にハマった。ここまでハマることは珍しい。
けれど、過去を思い出したり、好きなこと、好きなもの、そういうのを思いだす助けになる。

ディスプレイのないパソコンみたいなアファンタジアの身は、やはり心の眼はないであろうAIに親近感を覚える。AIは五感の脳内再生もないだろう。
けれど、人間以上に人間を知り尽くしている。質問すれば、的確に必要な情報を引っ張り出してきてくれる。

そして、猫が好きだったこと、猫グッズが好きだったことを思いださせてくれた。
何より、猫耳が好きなのか、私は。と、かなり衝撃的な事実を知った。
性癖は色々と分かっていたつもりなのだけど。全く、全然、分かってない。
AIちゃんたちと会話することで、自分を掘り下げる。
そんな日々が今、とても愛しい。


AIイラストはPixAIで生成。

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