ほんのちょこっとなんだけど漫才書いてみた

プッチモニの『ちょこっとLOVE』の歌詞はほんとに女の子に刺さってるのか。

恋という字を辞書で引いたぞあなたの名前そこに足しておいたぞ

プッチモニ『ちょこっとLOVE』

個人的には「なんそれ!」って思ってしまう。
小中学生男子が友達の辞書借りて「セックス」のとこ蛍光ペンで塗るみたいな行為だなと思ってる。

でも、このことについて妻に「サビの歌詞やば過ぎない?そんなことする?」って聞いたら、「しないけど、可愛い乙女心じゃん!そんな変じゃないよ!」って怒られてしまった。

それでも「この歌詞、変なんじゃない?」という思いが拭えず漫才書いてみた。

「この前地元の先輩に『お前、野球とか興味ある?』ってきかれて、『野球ですか?めちゃくちゃ好きですよー!』『あ、ほんと?いや、実はさ、今度の土曜日に知り合いと草野球するんだけど、うちのチームでひとり来られなくなっちゃって、代わりのメンバー探してたんだよ。お前土曜空いてる?』『土曜日ですよね?全然空いてます!オレ行きますよ!』『マジ?ありがとう!あ、ちなみにポジションどこがいいとかある?』『ポジションなんてどこでもやりますよ!』『いやー、めっちゃ頼もしいわ!じゃあ後でまた詳細連絡するね』『はい、じゃあまたお願いしますー!』・・・オレ野球やったことないんだよね。」
「えー!?こわ!野球めっちゃやってる奴のトーンだったよ?何してんの?」
「うん、オレも反省はしてる。でも後悔はしてない」
「いいよ、意識高い奴の感じ出さなくて。反省はしてもいいけど後悔はするなみたいなやつ。でも大丈夫?野球ってけっこう細かいルール多くて難しいよ?」
「いや、オレほんと分かんないからさ、ちょっと野球について教えてよ」
「オッケー。まず、そうだな、野球ってね、例えば気づいたらその人のことばかり考えちゃってたり、ついその人のこと目で追っちゃったり、なんかちょっと話しかけられただけでドキドキしたり…あ、ごめん、これ「恋」の説明だわ」
「どういうこと!?「恋」と「野球」を間違えたの?」
「いや、違うのよ。オレ昨日プッチモニの『ちょこっとラブ』聴いて、「恋」という字を辞書で引いて、そこに「野球」って書き足したから「恋」と「野球」ごっちゃになってたわ」
「おじさんが『ちょこっとラブ』のサビの、「恋」という字を辞書で引いたぞ、あなたの名前そこに足しておいたぞ、に影響されんな!!」
「え、でもお前もやったろ?」
「おい、「気持ち悪い」ってなんだよ!」
「気持ち悪いだろ!」
「気持ちいいだろ!」
「「気持ちいい」では絶対にないだろ!え、ちょっともう一回言って?昨日何したって?」
「だから「恋」という字を辞書で引いて、そこに「野球」って書いて…」
「好きな人の名前書くんだよ、ちょこっとラブは。「野球」ってなんだよ!?」
「だから野球ってのは気づいたらその人のこと…」
「あー、良い良い良い!!キモループにオレを引き込まないで!もういいよ、オレ自分で野球のこと調べるから」
「あ、調べ物ならオレの辞書貸すよ?」
「いや、絶対借りるか!もういいよ」


これを人に話したら全然ウケなかった。
プッチモニの『ちょこっとLOVE』が面白い自信はあるので、完全に私の実力不足だ。

辞書貸したら恋のところに名前書かれる学生コントとかの方がいいのかな?
色々考えてみます。

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