コロナで世の中が一変した。
それに伴い、サッカー観戦の仕方も一変した。
1席ずつ空けて、歓声を上げられない状況での観戦を強いられた。
感情が入り乱れる戦いを、無言で観戦しなければいけないのは辛い。
おそらく、声を出しての応援が許されるのはまだまだ先のことになると思う。
辛いけど、割り切るしかない。前を向いて進んでいくしか僕たちにはできない。


手拍子のみの応援になって、僕は気づいたことがある。
それは、良かったプレーへの拍手が以前より格段に増えていることだ。
拍手の瞬間のスタジアムの雰囲気はとても暖かくて、素敵な空気に包まれる。
観戦しにくる価値がある瞬間の1つだと気づいた。

どんな時にでも「良いプレーには拍手を」。
言葉を発せなくても、ヴィッセル愛を表現することができた事はコロナ禍で僕が学んだことの1つだと思う。
声援が許可された後も、このスタンスは忘れずにいたいと思っている。


ヴィッセルを好きだという愛をサポーター全員が共通して持っている。
だけど、愛は自由だ。愛する方法は人それぞれで良い。
好き嫌いが出てくることもある。それも仕方ないのだと思う。
SNSなどで色々なやり取りを垣間見ているが、「ヴィッセルのことが大好き」だという愛を持っているということを忘れないでほしい。
さっきまで、スタジアムで一緒に拍手してた仲間なんだぜ?


コロナで世の中が一変したとしても、
愛する自由を許せない、チンケな時代ではない。
自由に愛を語り合える、ステキな時代に生きている。


Advent Calendarでも色々な方々が、多種多様に愛を表現されていて心が安らぎます。
来年はもっともっと愛があふれる1年になりますように。

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