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映画「思い、思われ、ふり、ふられ」について

2020/8/14公開!

一年半前の春に撮影された作品です。ほぼ神戸ロケだそうで、公式サイトには神戸のロケ地マップがあります。桜が咲く頃に、ロケ地巡りしたい。

今までの少女漫画原作の実写化と何が違うかといえば、映画という映像作品なのに、原作漫画をページをめくって読んでいるかのような感覚になるところです。コマが見える映画に、初めて出会いました。漫画ではふわふわやキラキラの中に描いてある、登場人物の頭の中の台詞を、映画でもちゃんと再現できていました。ふわふわやキラキラが見えました。

振られるのは怖いけど、振られにいこうかな!と思える作品でした。もちろん実らせたいですが!

沢山のシーンがあったけど、ひとつの作品としてうまくすっきりとまとまっていました。4人全員が主役に見えました。ピントの合わせ方や、画面中の登場人物の配置が違和感なく繋がっていました。4人を主役に見せるのは、かなり難しかったのではないかと思います。

エンドロールのフィルムのメリーゴーランド🎠が素敵でした。私は、映画において、エンドロールの時間が大好きです。

本日初日で、舞台挨拶中継も観ました。浜辺美波さんが、監督が編集したムービーを見て涙している姿が、目に焼き付いて離れません。彼女のこの涙を、一生忘れたくないです。私も、学生時代の思い出がぱっと思い浮かばないので、ムービーを見ながら、羨ましいなと思って涙していました。同じムービーを初公開のタイミングで、演者の方々と監督と観ることができて幸せでした。

おそらく、いつもより中継映画館数が多かった今日、全国の多くの方とふりふらで時間を共有できたことを心から幸せに思います。

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