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映画好きの運命論【2020年年末決算】(3)最終回

年末決算と打ち立ててるのに、年を跨いでしまいました。そんなこともあります。

気を取り直して、いよいよ運命論!!

私が映画を好きになるきっかけは、山戸結希監督の7RULESでした。この方が撮った作品を観てみたいなと思いました。(2019/7/2放送)

(後に気付いたのですが、もともと映画館で映画を観るのが好きだという感覚はなかったけれど、よく一人映画をしていました。)

「ホットギミック ガールミーツボーイ」から、私の映画愛好人生が始まりました。公開当時、山戸結希監督は舞台挨拶、ティーチインなどを日本各地で積極的に行ってくださっていたので、幸運にも2019年夏に実際にお会いすることが叶いました。山戸監督はとても暖かい方でした。

あなたにとっていい映画とは?

興行収入が何億だとか、世界的に話題になるとか、賞を受賞するとか、いい映画の基準は人それぞれ違うと思います。

私が思う「いい映画」は、「観た人が、映画を作りたくなる映画」です。あ〜、私も映画作りたい。私も演じてみたい。劇伴の音楽作りたい。など、誰かのクリエイト魂を燃やすような、嫉妬させるような作品は、あ〜いいな〜と思います。

そしてもう一つ。「私のために作られたのでは?!と錯覚してしまう映画」も「いい映画」だと感じます。今の自分の境遇に合っていて、尚且つ最終的にそっと背中を押してくれる。(他力本願はよくないですが)そんな作品は、ありがたいな〜と思いながら観ています。

新しい推しグループのMVはまさに私が思う、「いい映画」でした。作品として深いので面白いですし、世界中の多くの方が、自分の物語(人生)に重ねることができるように作られている感じがしました。私が映画好きだったからこそ、このグループが深く心に刺さったんだと思います。

好きが連鎖していく、まるで運命に導かれているみたいに。きっとこれからも。

Given-Taken

さて、推しのデビューミニアルバムのタイトル曲にこんな歌詞があります。

「与えられるか勝ち取るかの間

証明の分かれ道に取り残された僕」(日本語訳)

ここが、この曲のメインオブメインかなと勝手に解釈しています。(全体を通して一つのストーリーが描かれているので一部抜粋するのはナンセンスかもしれませんが、強いて選ぶとすれば)

自分の人生の分かれ道がふと頭に浮かんできた時に、この曲を思い出しました。誰しも、二択のうち一択を選ばなければならない場面はあるかと思いますし、人生は毎日選択の連続です。

私も、これからどっちに行こうっていう二つの道があって、それがまさに与えられた道か勝ち取る道か、でした。与えられた道(今歩いてる道)も、数年前に受験で勝ち取った道ではあるんですが。人生では、勝ち取った道がいつのまにか与えられた道(過去の自分が今の自分に与えた道)に変わってしまうことがあるのかもしれません。

分岐路に立って考えて、私は自分が選ぶ未来を勝ち取りに行くぞと決意しました。(選ぶ道が与えられた現状歩いている道である可能性は大いにあります。)

私の今の解釈では、【勝ち取ったことを証明する=真剣に勉強と向き合って、試験に合格する】ですかね。結果が同じでも、努力して勝ち取りにいくぞ!という姿勢が大事なのではないかなと思います。

(この曲の方向性も、勝ち取るで!だと思っています。)

2021年、未来と今を勝ち取りに、精進していきたいと思います。

(今回は自分中心で曲を解釈していましたが、試験が終わり次第、もっと作り手に寄り添った考察を文章に残したいと考えてます。)


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