それは私の担当ではない
書店に行くと思うことがあります。
何を買おうかという悩みは毎度のことなのですが、それ以外にも。
世の様々な問題について書かれた本。
戦争、貧困、疾患、差別、環境問題、家庭問題、宗教、ジェンダー、政治の腐敗などなど。
世の中には実に様々な、自分の知らない問題があるはずです。そして、それを知りたければ、そこにある本を買って読むと知ることができます。すぐにできますよね?と何かが語り掛けてくるようです。
。。。そして、今、この本を買わないということは、世の中の問題から目を背けているのではないか、自分が知りたくないから読まないのだろう、それでいいのか?と問われている気がします。
ですが、ですが、世の中のすべての問題(少なくとも、今いる書店にある本に書かれている事柄だけでも)について知り、理解をすることは、能力的にも時間的にも、とても不可能。
となると、世の問題に目を背けている、と言われても(誰に?)もう、自分の興味と能力が届かない範囲は他の方の担当、私の担当は自分のできる範囲だけだ思うしかないのかな。
考え過ぎなんだろうなと思いますが、自分は救世主にはなれないし、能力と興味の範囲で世の問題に関わって、範囲外は他の方にお任せすると割り切って考えよう。例え、当事者から見たら意識が低いと思われても。
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