真の戦いとは
見応えのある試合だった。
W杯の準々決勝、後半の2試合。
リアルタイムでフルマッチを観た。
まずは、ポルトガル🇵🇹vsモロッコ🇲🇦戦。
クリスティアーノ・ロナウドをスタメンから外して始まった試合は、前半にモロッコに先制される。
後半の序盤にクリロナが投入され、攻撃の様相は一変したものの、なかなか得点には至らない。
しかし残念ながら点は入らず、ポルトガル優勝というクリスティアーノ・ロナウドの夢はここで潰えた。そして、キャプテンマークをつけたまま、足早にピッチを後にした。目に一杯の涙を溜めながら…。
ポルトガルに勝って欲しかったけれど、モロッコが1-0で勝つような気がした私の予感は当たってしまった。
そしてお次は、フランス🇫🇷vsイングランド🏴戦。
イングランド贔屓のダーリンによると決勝に匹敵するカードだと。
確かに、見せ場も多く互角の戦いであり、もう少し先に観たい試合だと感じた。ハリー・ケインのPKが決まっていたら…せめて延長戦に持ち込みたかったなぁと残念に思ったが、フランスが一枚上手だった。
それにしても、両国ともタレントが揃っているし、若手も育っている。
フランスのエムバペ選手は23歳だけど、既にW杯2度目の出場でバロンドールの受賞経験もある。チュアメニは22歳。ちなみにテュラムという名前に聞き覚えがあると思ったら、あのリリアン・テュラムの息子だった。
イングランドのサカ選手は21歳、フォーデンが22歳、ベリンガムは19歳!
日本の堂安は、若手と言われているけど24歳、三苫が25歳。久保は21歳だけど、もう少し若手を起用して連れて行った方がいいんじゃないかな。麻也や長友はともかく、GKの川島とか試合にも出ないのに要らないし…。
これで次戦はモロッコ🇲🇦vsフランス🇫🇷となった。
もし、もう一方のクロアチア🇭🇷vsアルゼンチン🇦🇷戦でクロアチアが勝ち、モロッコにフランスが勝てば、前回大会の決勝カードと同じになる。
それぞれ、その実現が可能であるところまで勝ち上がって来ているところがすごい。強豪国とはそういうことなのだろう。
イングランドvsフランス戦の解説で、松井大輔がイングランドのサウスゲート監督は、とにかくクラブチームでPKの練習をするようにと伝えていたというエピソードを紹介しつつ、日本もPKの練習をしといた方が良かったですね…とボソッと言っていた。
うん、そういうこと。
ベスト8を目指すなら、120分戦った後にPK戦に臨む覚悟を持つことが大切なところ。泣くのはそれからね。