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ふとした疑問

先日、Twitterで「センチネルリンパ節っていくつあるの?」とフォロワーさんがつぶやいていた。

術前にアイソトープや蛍光法などを患部近くに注射し、その色素がたどり着いたリンパ節を術中に調べるのがセンチネルリンパ節生検。そこで転移の有無を術中迅速検査で調べて、転移があればリンパ郭清をする。
センチネルとは直訳すると歩哨、見張りの意味。センチネルリンパ節とは、乳房内から乳がん細胞が最初にたどりつくリンパ節のこと。
それを3つほど取って調べるとは知っていたのだけれど、そもそも何個あるのだろう?・・・と思って調べてみた。

センチネルリンパ節生検についてはガイドラインに詳しくあった。
http://jbcs.gr.jp/guidline/p2019/guidline/g4/q23/
転移がないか、センチネルリンパ節への転移が2ミリ以下であれば、腋窩リンパ節郭清は省略できる。
肝心の何個あるか・・・は書いていなかったのだけど、おそらく色素が到達したところがセンチネルリンパ節で、そこから3個取るのだろうな、と自分では思った。
ちなみに、熟練した医師があたってもセンチネルリンパ節を見つけられないこともあるとのこと。医療にはやはり、絶対はないんですね。

自分も受けた検査だけれど、わかっていたようでよくはわかっていなくて勉強になりました。ありがとう♪
ちなみに私の病院では、アイソトープではなくて蛍光法を使っていて、術中に注射なので私はいつ行われたのかまったく知りませんでした。(笑)



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