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健康診断

昨日は会社の健康診断の日だった。なので、前夜21時から絶食。
1週間ほど前にキット一式を渡され、検便だの検尿だのは事前に採ってサンプルを持参するシステム。今年から、30分刻みで時間割り当てになったので無駄な待ち時間がなくて効率的だった。

健康診断の事前に記入する書類には、現在かかっている病気や既往症などを書く欄がある。これまで馬鹿正直に20代最初の虫垂炎、肝炎、それから・・・などと書いてきたがもう面倒になった。だって、健康診断にそれ関係ある?20年以上前なんだけど。生命保険の告知事項にだってひっかからないレベルだよ。

細かく見ていくと選択する項目のひとつに貧血があって、それを選択すると問診でいつごろか?薬を飲んでいたか?と細かく聞かれる。10年以上前、そういえばしばらく鉄分のお薬を服用したと答えると、それも治療歴になるのでと追記された。
その他は、スッパリなしになった。(A型肝炎とがんは選ぶ項目になかった、笑)
毎年受けているのにデータが引き継がれていないのもよくわからないシステムだ・・・。

オプションの類は、いつもバッサリ断っている。
腹部エコーや各種がん検診。かかっている病院で主治医の指示のもと、それよりずっと精度の高い検査を受けているので、必要ない。お金の無駄だし。
私には信頼する主治医の先生方もついているのだから、仮に何かあっても慌てる必要はないとかたく信じている。

以前、知人男性二人に肺がんが見つかった。毎年受けている健康診断の胸部レントゲンではまったく引っかからなかったという。あれで見つかるのは結核くらいで、肺がんはかなり進んだ状態にならないとレントゲンでは無理だそう。だからというわけではないが、見つかったときは二人ともステージⅢ以上になっていた。一人は友人の弟で余命1年とされたが、2年の闘病生活の末に亡くなった。もう一人は今、抗がん剤と放射線治療を経て免疫チェックポイント阻害剤の投与を受けている。

健康診断とはそのレベルなので、少しおかしいと思ったら町医者でなく大きな病院へ行き、きちんとチェックをした方が良いと思う。
この二人のうちの一人はCT検査に至るしばらく前から咳が止まらなくなっていたらしいが、町医者では見つけてもらえなかった。
但し、二人ともヘビースモーカーだった。
喫煙されている方は禁煙をお勧めする。肺のみならず、健康上たばこを吸ってよいことはひとつもない。うちのダーリンは今も吸ってるけど・・・。

画像診断も読影医の力量がものを言う世界。
健康診断の読影って、たいていアルバイトなので見落としも結構あるのではないかと思っている。
ただ、私の住む市の乳がん検診は私の主治医も読影に参加しているそうなので、大丈夫かも知れない。(知らんけど、笑)

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