COVID19が変えていくもの

このコロナウィルス騒動で確実に変わっていくこと。
それは人々のこれからの行動なんだろうなと思う。
私自身、4月8日の緊急事態宣言を機に在宅勤務が始まった。
実はこれがなければ、出勤者を半分ずつに分け、出社時間を午前、午後とずらす取り組みが始まる予定だったのだが、その2日目に緊急事態宣言が発令となり、在宅勤務に切り替わった。それが今も続いている。

そして今日、わが県の緊急事態宣言が解除となった。
とりあえずはめでたい、というかホッとする。ただ、仕事が一気に再開するとは考えにくい。というか、まだ決まっていない。どうなるのかな。
どこかで読んだのだけど、このパンデミックにより時代は10年ほど早回しになったのだという。確かに、オンラインでのミーティングに飲み会、習い事などが増えた。こうでもなければ試みなかったであろうひとまで、トライしている。そうせざるを得なくなっている。
今後、店舗での決済方法も、非接触タイプへの移行が進むだろうと思っている。

パラダイムシフトが進むかどうか、ではなくて進めざるを得ないし、それについていけないひとはどんどん取り残されていくのだろう。

ただ、日本のオンライン状況はとてもお粗末。
本日になって我が家にも届いた「特別定額給付金」の申請書。当初はマイナンバーカードがあればオンライン申請が出来て、迅速に支給されるという触れ込みだった。持っている知人もいち早く申請していた。
だがしかし。その申請した先は、役所が手作業で照合しているのだそう。しかも、申請時に住所などは手打ちで入力が必要だったらしい。
カード発行時に本人確認しているから、スムーズに申請できるのではなかったの?意味が分からない。よって、オンライン申請より申請書で請求した方が早く給付される見込みとのこと。それでも2か月近くかかるらしい・・・遅くない?「簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う」と書いてあるんですけどね。。
ワタクシ、これによりマイナンバーカードを申請するのはやっぱりやめました。

COVID19は、否応なく変化をもたらした。
今までの日常が「当たり前」に続いていくものではないことを、ひとにつきつけた。でも、実はこのことは既に経験済みだったりする。阪神大震災のとき、治療で辛い気持ちを抱えていたとき、ありふれた日常がいかに「ありがたい」ことかを思い知った。
それと同じだなと思う。好きなものを美味しく食べ、行きたいところへ自由に行き、会いたいひとと会う。いつでもできると思っていたよね。でも、そうじゃなかった。
COVID19が色々なものを変えていっても、この気持ちは忘れないようにしたい。危機はいろんな形でまたきっと訪れるはずだから。





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