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口からでまかせオンパレード

・・・というタイトルにしょうかなと思いながら、「ああ言えば上祐」というフレーズがあったなと思い出した。
これから、我が家に最近起こったとても不愉快な出来事を記すので、読みたくない方はスルーしてください。長いです。


先日、お手洗いの配管付近から若干水漏れがあり、加入している火災保険の無料の現場急行サービスがあったので修理依頼を手配してもらった。
業者がその日のうちに来てくれたのは助かった。ただ、19時半頃と聞いていたので仕事を早めに切り上げて作業に立ち合って話を聞くつもりだったのだが、実際には17時半頃に来たのでそれが叶わなかった。
残されたのは、ウォシュレットの見積書。どこに不具合があったのか?を母に確認しても聞いていないと言ってよくわからず、12年ほど経っていて部品もなくなってきているので修理より本体を交換した方がよいと言われたとのこと。部品の保管期間が短くなっているのはよく聞く話なので一定の理解はしたものの、そもそもどこが故障しているのか?それを記したものがどこにもないのが腑に落ちない。また、見積書のみでパンフレットもない。品番が三つあり、松竹梅という感じで3種類の品番とお値段が書いてあるのみ。

交換になるにしても、もう少し詳しい情報が欲しいなと思い、翌日業者に電話した。まず「現場で説明したんですが」と前置きがあり(後日これが彼の言い訳の枕詞だとわかる)、ウォシュレットの内部が一部破損しかかっていて、そこから伝って水が漏れているとのこと。修理ができないわけではないが、年数も経っているので次々違う箇所が壊れてそのときに部品がなく、結局交換になってしまう可能性が高いので交換をお勧めする、とのことだった。
なるほど。
見積もりの1は壁リモコンのオート洗浄あり、2は壁リモコンのオート洗浄なし、3は廉価タイプでサイドにボタンがあるタイプとのことで、1と2の違いはオート洗浄があるかないかの違いですか?と確認すると、「そうです」と言われた。
私のその時点での認識は、「オート洗浄」とは便座から立ち上がると自動的に洗浄される機能だった。今のウォシュレットにも付いている機能ではあるものの、自動的に流れるのがあまり馴染まないので通常はオフにして、リモコンの流すボタンを使っていた。
なので、オート洗浄なしのタイプでいいととりあえずそこは決定。

ただ、どこか他のところで相見積もりを取ってみよう、そう思っていた。値段が適正かどうかもわからない。
どこに頼もう?昔駐車場を作ったときの工務店に声をかけるか、このまえ外壁塗装を頼んだ業者に聞いてみようか?
どうしようかなぁと考えていたのに、ある日帰ると母が、もうあの業者に2番で頼んだから!という。え、早っ!(大丈夫かしら・・・)
それでも、早く片付けたいからというので、母が良いと言うならまぁいいかと思った。施工に来るのは1週間後とのことだった。

その日が今週水曜日。朝一番で来ると聞いていたので、もう終わったかなぁと客先を出て思っていたところ、母から連絡が。
ついた新しいウォシュレットは、壁リモコンではなく、タンク本体のレバーで洗浄するタイプになっているという。そんな認識あった?と困惑している。施工した後に気づいて業者に伝えると、以前私に説明したと言っているとのこと。変えるなら、もうひとつ買ってもらうことになると。
そんな認識はあるわけない、そんなことはもちろん聞いていない。
すぐさま業者へ直接電話。
曰く、現場で説明したという。母は聞いていないと言っているし、パンフレットももらっていないので認識できるわけないと伝えると、私にも電話で説明したと。パンフレットは母に現場で見せて説明したというので、素人にその場で見せただけで違いがわかるわけないでしょう?と言い返す。
私もオート洗浄があるかないかの違いですか?と聞いて、そうですと言われただけで、オート洗浄なしはレバーで手動になるとは聞いていないと言うと、それはそういうものなので、それをいちいち説明しないといけないのか?と言う。素人がパンフレットもないのにそれを認識できると思うか?と問うと、説明不足だったかも知れないが希望のものに変えるにはもう一台買ってもらうことになる、品番でネットで確認されませんでしたか?聞かれ、頭にきてそんなことしてません!仕事をしていて忙しいですから!と言い切った。(本当は相見積もりをした方がいいし、ネットで調べようかと思っていたのだが、忙しくて時間が取れないうちに母が発注してしまった)

とにかく、それを説明されなければわからない素人相手に、希望通りにしたければもう一台買えと言うのは詐欺と一緒なので契約撤回、クーリングオフします!原状回復してください!そこまで言ったら、上司から連絡しますと言って一旦電話は終わった。
そして、これを有耶無耶にされてはたまらないので、すぐさまこの業者のコールセンターへ電話し、この会話をすべて伝える。オペレーターは説明不足は明らかだと恐縮する一方。フリーダイヤルだったのと、個人スマホのメモを見ながら話していたので社用携帯から連絡していたので、個人の番号を言って、こちらに電話してくださいと伝えた。

30分ほど経った頃、社用携帯に見知らぬ電話番号から着信。交通機関を使用していたのでその場では出られなかったが、留守電を聞くと業者の上司からだった、えーと、個人携帯の電話番号をさっき伝えたよね?この会社はバカばっかりなのかしらん?と内心毒づく。

しばらくして、またかかってきたので今度は出た。上司の〇〇ですと言うので、先ほど違う番号にかけて欲しいとお伝えしたんですが、伝わってません?と聞くと、あ!すぐかけ直します!と言われたが、もうこのままでいいですと話を続けた。

作業に来た若い業者と会話は似たりよったりになり、説明不足の認識はないそうで、オート洗浄なしとはレバーで洗浄が常識だそう。パンフレットも対応した客全員に渡さないといけないのですか?というので必要に応じて渡してきちんと説明したらいいのではないですか?そうすればこんなつまらないトラブルも避けられると思いますけどと嫌味たっぷりに言ってやった。
迷惑をかけて申し訳ないとの謝罪の言葉もナシ。
いよいよ、消費者センターにでも通報するかと内心覚悟を決めかけたとき、それでは(仕方なく)原状回復に応じると言う。今日中に必ず終えてください、クレジットカードで支払をしているので、そのマイナス請求も必ず今日中に済ませてくださいと畳みかける。
違う現場に出ているので何時になるかわからない、夜の8時か9時でもいいか?と聞かれ、今日中に原状回復してもらえれば何時でも結構ですとキッパリ。
8時か9時でもいいんですか?→今日中に原状回復してもらえれば何時でも結構です→8時か9時でもいいんですか?→今日中に原状回復してもらえれば何時でも結構です。しつこく聞かれ、同じ回答を3回繰り返した。

きっと、そんなに遅くなるなら結構ですと言われるかと思ったのだろう。もうひとつ買わないといけないと言ったときも、せっかく取り付けてもらったのでこのままでもういいですと言われるのを期待したに違いない。
そんな脅しに屈するワタクシではない。
何時でもいいので、作業に来る時間は自宅に連絡するよう伝えて電話を切った。それをまたすぐ母に伝え、できるだけ早く帰るから時間が決まったら教えてくれるように頼んだ。

そのあと、施工した業者16時から18時半の間に行きますと連絡があり、なんなの?そのタイムマネジメントできてない連絡は?と鼻で笑う。
結局18時前に来たらしく、そのときはまだ私は帰宅していなかったが作業が終わるまでには帰り着いた。
取り外したものが破損していないか?と少し心配したが、それは大丈夫だった。きちんと取り付けられ、水もちゃんと流れることを確認。
クレジットカードの手続きもしてもらい、最初の控えを回収しようとするので、それはお客様控えだからこちらのものでしょう?と取り返す。慣れない作業なのかモタモタするので内心は余計腹が立つのだけれど、家が知られている分変な仕返しをされても困るので、それを指摘するに留めた。

やっと終わったのが19時半頃。グッタリ疲れ、夕食は外食になった。

2日後、火災保険の契約をしている損保会社のコールセンターにこの顛末を報告。かなり悪質な業者であると伝えておいた。オペレーターも、壁リモコンからレバー洗浄に変わるというところは大きく違うところですよね、なのに説明がないのはおかしいですねと共感してくれて、ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません、きちんと社内で情報共有しますと平謝りだった。
こちらの対応はすべて終わっていますが、そちらからのご紹介の業者さんだったので、ご報告させていただきますねと念を押しておいた。


そして今日。
家電量販店のK電機へ行って、あらためてウォシュレットの現物を確認しようとしたところ、水道工事が必要な壁リモコンタイプは工事を請け負っていないという。Y電機は見ようと思っていた機種の展示すらなし。もともと水回りのリフォームをしたときに一体型で取り付けたので量販店向けのモデルではないらしい。
やっぱり、工務店に見積もりを頼もうか・・・と思いつつ、TOTOのHPからオンラインカタログを見ながら、本当に修理はできないのかしら?と疑問に思い、TOTOのコールセンターへ電話する。日曜日も対応している、優秀!
現在使っている品番と少し水漏れがあることを伝え、12年ほど使用しているのでもう修理は無理でしょうか?と聞くと、一概に無理ではないので一度状況を確かめに社員を派遣させると言う。もし修理不能なら、出張費などもいただきませんのでご安心くださいと。なんて親切!さすが一流メーカー!
早速、お願いすることにした。

メーカーに頼むと出張費を取られて修理不能なんてことになりそうで、随分回り道をしてしまった。やっぱり製造元に当たる方がいいのね。

つくづく、誠実な対応って大切だと思うのですよ。
自分は悪くないとばかりに主張したり、誤魔化そうとするのは本当に良くない。

先週まで外壁塗装をお願いしていたのだけれど、屋根のあちこちに白いペンキが点々と残っているので気になるところを3か所ほど母に伝えてもらったら、「前の塗装が残っていたのでは?」と言われたそうで、施工前の写真はちゃんと撮ってあるから見せましょうか?って言っといて!とワタクシ激怒。
外壁が綺麗になって屋根が汚れたって、笑えないわねと母。

母の部屋の雨戸が2枚くっつくようになってしまって、それも伝えたらゴムの劣化だと。いやいや、今回塗装したときにペンキがゴムに付いたせいですけど?他の雨戸はくっつきませんけど?
いやいや、本当に疲れます。

すみませんでした、綺麗にしておますねと素直に作業する業者はいないのかしらね?

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