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この世はイリュージョン〜中編〜

皆既日食

そういやインドに行く前に忘れてはいけない一大イベントがありました。
アメリカ合衆国オレゴンでの皆既日食です。

お酒を断つとゆうこれまた一大決心をしたあとにオレゴンに皆既日食をみにいったのです。太陽と月がかぶさるやつです。

皆既日食をみてから確実に大きく何かが変わってしまったのです。変わったとゆうか何かが戻っていく感覚が現れはじめました。魂に急にエンジンかかった感じです。

植物や動物がとても身近な、そして昔からの友達のように思えてきたのです。いわゆるシンクロニシティとゆうものも頻繁に起きはじめました。あれ?なんか確実におかしい...私の頭がおかしいのか??アル中の禁断症状なのか?
そしてその頃には見えないものの存在を意識し、信じるようになっていました。


しかし植物や動物のことは近く感じられるのに人間との距離を急に感じはじめました。人間が怖いのです。そしてその時期から日本にいることがとてもしんどく感じるようになってしまっていました。

よしはよインドいこ!です。

インドの魔法にすぐにかかりました。

15歳から、その当時の今までを走馬灯のように思い返せられるような出来事だったり人達に出会うのです。素面なのに常にトリップ状態のような不思議な感覚。あまりにも走馬灯感がすごかったので、もうすぐ私死ぬんか?と思いながらも帰国間近。あー楽しかったなーまたこよう。そう思い空港に向かう電車に揺られていました。なんだかんだ帰国も楽しみにしていました。沖縄の大好きな農家さんでの仕事も決まっていたからです。

なのに...これまた何かが急に発動してしまいました。


帰国をやめました。

その後は色々とありえない偶然のような必然に導かれるかたちで、北インドの山にあるヨガアシュラムでハタヨガ修行がはじまりました。

そのヨガアシュラムに着いた時、1人の男の子が中からでてきました。その時です。イリュージョンの魔法がとけはじめたのは。

この世がイリュージョン、夢だと思っていたことすら忘れていたのに。

彼とはもちろん初対面だったのですが、なぜだかはじめましての感じが全然しない。懐かしいのです。仲良くなるまでは一瞬でした。そして今まで味わったことのない、なんともいえない安心感を彼といると感じられるのです。

私は当時29歳。彼と出会うまで何人かお付き合いした人はいました。付き合っている当時はもちろんその時その時の彼氏のことは好きだったのですが「なんか違う。」とゆうのは正直毎回思っていました。だいぶ失礼なやつです。

その彼は誰とも比べようがないのです。次元が違うとゆう言葉の意味を体験として教えてくれたのも彼でした。

彼との関係を無理矢理言葉で例えるなら1番しっくりくるのが彼は黄身で私が白身です。

そんな黄身の彼に出逢ってからは幸せマジカルのオンパレードだったのですが、消えたのです!!黄身が!!急に!!お先にイリュージョンの世界から!!ほんで白身の私に謎にヘレンとゆう名前を残して!!

イリュージョンにも程があります。

この世はイリュージョン〜後編〜につづく...

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