書籍「死ぬ瞬間の5つの後悔」
オーストラリア出身のブロニー・ウェアさんが書いたブログがきっかけとなり本となったもの。
長く緩和ケアの仕事に携わり、数多くの患者を看取った経験から、死ぬ直前に人は何を思うのか、何を後悔するのか、著者が患者から聞いた実際のエピソードがふんだんに語られます。
これがもう、刺さりまくるのよ。
今の自分の生き方が見直すべきところだらけで、めっちゃ焦らしてくる。
「何か人生に大きな変化が必要」
「このままではあかん」
と思ってる人にめちゃくちゃおすすめの一冊です。突き刺さりまくります。
人は死ぬ前にどんな後悔をするのか?
患者たちの5つの後悔
他人に期待された通りの人生を送らずに、自分に正直に生きればよかった
働きすぎなければよかった
思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
友人と連絡を取り続ければよかった
結果ばかりを追い求め、そこに至るまでの自分の時間を犠牲にしなければよかった
全部ぐさーっきました。
特に刺さりまくったのが、最後。
「これを頑張ったら見える景色があるはず」
「未来のために、今我慢しよう」
みたいな思考に、ついつい陥りませんか?
山頂までの登頂そのものを楽しまないと、人生はあっという間に終わるのに!
頂上だけが目的なら、ヘリコプターで行けばいい。でもそんな人はおらん。
今を全力で味わう、楽しむ、生きる!
これを忘れないようにしたいもんです。
ちなみに有名な
「嫌われる勇気」
「幸せになる勇気」シリーズでも、
おんなじようなこと言うてました。
こちらは「ダンスするように生きろ」がキーワード。
つまり目的に向かって一直線に進むのではなく、その瞬間瞬間をダンスするように生きる。
すると、いつのまにか最初にいた場所とは違うところにいる。
刺さる…(刺さりがち)