韓国ドラマ「涙の女王」
いやー、最高でしたね(急)
個人的に、ここ数年で最も秀逸な韓国ドラマだったと言っても過言ではないと思います。
1話から、この「このドラマやばいぞ…」の気配感じました。
感想は下記の通り。
こんな美しい愛ある?
財閥3世ホン・へイン(キム・ジウォン)と恋に落ち、婿入りしたペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)が、妻の家族との厳しい生活に苦しんで離婚を決意する…というところから物語はスタートします。
しかし、へインが脳の病気で余命宣告を受けたことにより、忘れていたへインへの愛情に気付いて、懸命にへインをあらゆるものから守ろうとするんです。
この「ヒョヌがへインを命がけで愛する姿」が、純粋で美しすぎて、視聴者(私)の心を打ち抜きまくりました。
キム・スヒョンの真骨頂
キム・スヒョンのファンは多いと思いますが、今回はまたさらに格別。名シーンありすぎて困りますね。
面と向かって愛しい気持ちを表現しきれないヒョヌが、へインと共にヒョヌの実家の龍頭里に帰った夜、酔っぱらってへインが寝ている(と思ってるけど寝てない)部屋の前で、「ヘイナ 愛してる」と独り言を言うシーンが最高。
ありふれた演出やん?と思ったあなた。ちゃうんです。
へインへの想いが溢れて溢れて、死んでほしくなくて、愛しくて、そばにいたくて、切なくて…の「愛してる」やねん。「愛してる」も200色あんねん(アンミカ)
涙の表現の幅広さ
なんといっても、タイトル通り、泣いてる(そして視聴者が泣かされる)シーンが量産されてましたね。
へインが余命宣告を受けてから、ヒョヌもへインも感情を爆発させて泣くシーンが多々出てきます。
中でも印象深いのは、へインがドイツの病院で手術室に入っていった直後のヒョヌの涙!
それまで平気そうに振る舞い、「ずっとそばにいるから何も心配せず、手術を頑張るんだよ」と気丈に送り出したヒョヌが、
扉が閉まった途端に糸が切れ、堰を切ったように涙と不安がこみ上げるんです。あの泣き方は、キム・スヒョンにしかできないと全世界が思った(はず)。
百聞は一見に如かずの必見シーンです。
キム・ジウォンの名演技
スヒョンの演技が圧巻なのは言うまでもないんですが、キム・ジウォンも難しい感情を巧みに表現しててほんますごい。
夫ヒョヌのことが大好きなくせに、冷たい態度ばかりとるへインですが、要所要所で、「ああ、こんなに素敵で頼りになる人が夫なんだ」という溢れるばかりのヒョヌへの愛しさが、痛いほど伝わる…!
そうやろな、こんな頼りがいのある男前が夫なんて、愛しくて仕方ないやろな、わかるで…(誰)
ヒョヌと離れたくない、死にたくないというへインの涙も、ヒョヌに負けず劣らず胸打ってきます。
というか女優界で一番可愛い。
みんなもっと謝ってほしい
これが一番言いたいんですが、
ちょっとジウォンの家族のみなさん、ヒョヌにもっと謝ってくれる?ほんでもっと感謝してくれる?へインを何度助けたかわからない命の恩人やけど分かってる?
ヒョヌを見下して使用人みたいな扱いしてた上に、途中からは盗聴の犯人呼ばわりしてたこと、忘れすぎちゃう?
あまりにも謝罪がなさすぎて、おい!!!ってなります。もっと死ぬほど謝ったうえで死ぬほど感謝してくれなおかしい。どないなってんねん。
個人的にはヴィンチェンツィオ、愛の不時着並みの完成度でした。
ちなみに現在はいまさら「賢い医師生活」みてます。最高。なんなん?
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