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目元のケアの話

目の下のシワが目立ってきた人からリクエストを受けて。
目元のケア、カタカナで書けばアイケアの話。

皮膚が薄い箇所

そもそもとして目元は皮膚の薄い箇所である。
皮膚が薄いということは水分を蓄える角質層が薄いし、コラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸などを蓄える真皮層も薄いということなので乾燥もしやすいしシワやたるみもできやすくなります。

首が年齢出やすいというのも皮膚が薄いのが要因の一つですね。紫外線に晒されやすいことも顔だけでなくしっかり首回りも日焼け止めしましょうね。

皮膚が薄いことで乾燥やシワ・たるみだけでなく刺激にも弱いので赤くなりやすかったりもします。花粉の時期にかゆくなりがちだったり。

ということで目元のケアは皮膚が薄いという理由で、基本の保湿のケアだけでなく何かしらプラスしてあげることが大事です。

そもそもとして普段のケアで気を付ける事

わざわざ小見出しにだしましたけど、実はお顔全体共通な話です。その中でも目元は特に!といった空気感で捉えてください。

摩擦の負担を掛けない

これに付きます。
一般的に目元は(力が入りすぎないようという体で)人差し指を使わないでケアしましょうと言いますが、小指を使っても力入れてゴシゴシしたらダメです。
力を入れないで摩擦の負担を掛けないようにすることが肝要です。
そして摩擦の負担を与えない方がいいのは何も目元だけの話ではないのでこれを機に普段のスキンケアにおける力の入れ方を見直しましょう。
摩擦はしわだけでなくシミやくすみの原因にもなり得るので。

何か特別なケアをプラスしたい①

血行を良くしましょう。
ホットアイマスク的なやつじゃなくても、電子レンジでおしぼり作って目に当てるだけでも効果はあります。

部分的な血行の促進だけでなく、肩こりや首のこり、足のむくみの自覚症状がある人はそこの解消にも努めましょう。

目元の皮膚は薄いです。
皮膚が薄いということは血管もとても細くなります。
目元は首から上に位置しています。
肩こり、首のこりが慢性化していると、ただでさえ心臓から上部(重力に逆らわなくてはいけない場所)なことに加えて「こり」で血流が悪くなると新鮮な血液が行き届かなくなります。
結局細胞の生まれ変わりには栄養たっぷりの血液がちゃんと行き届くかどうかが大事なので。
化粧品で外からのアプローチも大事ですが、中からのケアをすることもとても大事です。

何か特別なケアをプラスしたい②

普段のスキンケアのアイテム群に加えてアイクリームをプラスしましょう。
アイクリーム選びでわかりやすい成分はレチノールです。
レチノールにも色々あります。パルミチン酸レチノールは刺激少なめ効果もマイルドみたいなイメージ。種類は自分で調べてみることを推奨。理解が深まります。

個人的なとんでもない選び方としては、クチコミで痛いとか刺激があるといったものが多少あるぐらいの製品のほうが個人的にはおすすめだったり。
レチノールを高配合していると刺激が強くなるんですよね。下手するとかゆくなったり炎症になったりと。
自分で使って異常が出たら使うのはやめた方がいいですけど、成分的にしっかり入っているものを使う方が効果ありますから。
プールにたった一滴だけ配合してレチノール入りを謳うような化粧品会社多いので。これはレチノールに限ったことではありませんが。

ただでさえ目元は皮膚が薄く刺激にも弱いのでその辺の見極めは各々で見極めてほしいものです。
広告や情報だけで使用するのではなく、自分の肌と向き合って選んでください。

短期間での効果は難しい

これも目元に限った話ではないですが、肌のターンオーバー周期の28日間が目安にあるように、そのぐらいはじっくり正しく使うことが大事です。
ダイエットも筋トレもですが、これだけですぐに効果が出ます!的なものは情弱ビジネスですから。

厳しいことを言わせてもらえば、現在表層化した肌トラブルは過去の生活の積み重ねによるものです。シミなんて特にわかりやすいですね。
だからこそ一朝一夕でどうにかなるようなものではないのでじっくり取り組みましょう。

スキンケアはエンドコンテンツです。でも始めなければ始まらない。
がんばりましょう!

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