クレアール公認会計士2023年目標の羅針盤(短答編)

はじめに
この記事はクレアール公認会計士2023年目標の羅針盤の短答編部分を書いたものです。
メインは以下のリンクの記事になりますのでそちらをご覧ください。

短答編

はじめに

僕はクレダネさんとよねさんの記事に出会ったのが勉強開始から一年後でした。そこから勉強法を見直し、質のいい勉強が始まったので短答式試験合格までの勉強期間は一年半かかっています。
参考までに三回の短答式試験の成績を載せておくと
52%→56%→75%でした。
三回目で急激に成績が伸びているのが分かると思います。

一年半もかかっていて僕が長々と短答式試験の勉強法について語るのはちょっとキモイと思うのであまり語りません。なにか聞きたいことがあればツイッターのDMで聞いてください。↓僕のアカウントです

@pu99105547

なので、短答はクレダネさんとよねさんのものを主に参考にしてもらうのがいいと思います。
その代わり、論文式試験は二か月ちょっとで合格できたのでそっちを重点的に書きます。
以下軽~く短答を語っていきます。

企業法

成績
本試験60点

・使用教材(3回目の試験の時に使ったもの)
クレアール講義・テキスト1,2
②大原企業法問題集(compass)AB論点のみ

・勉強法と備考
大原生の友人から貰った大原の問題集を何回も回転させて勉強していました。大原の問題集は可もなく不可もなくという感じでしたが、他の大手予備校の問題集もそんなもんなんじゃないかと思います。
膨大な試験範囲の企業法ではどうしても問題集だけでは穴が出来てしまうと思うので、テキストの通読が出来る人は問題集をやりつつテキスト通読するのが良いのだと思います。僕は通読すると集中力が切れるかつやる気が落ちて他の科目にまで影響がでてしまっていたのでしていませんが、tac生の友人はテキスト通読を何周もして答練で高得点を取っていました。
問題集だけやっても死にはしないと思います。
また、最近は企業法を攻めの科目にするのは個人的にはあまりオススメしません。cpaサーベイ直近二回の企業法の平均点が60点を下回っていることから難化傾向にあると考えられるからです。企業法の細かい論点に勉強時間を割くくらいなら財務会計に時間をかけたほうが間違いなく合格が近づくと思います。

管理会計論

・成績
本試験55点

・使用教材(3回目の試験の時に使ったもの)
①CPAテキスト(メルカリで購入、2020年度目標のもの)
②CPA理論短答対策問題集(メルカリで購入、2020年度目標のもの)
③CPA個別計算問題集(メルカリで購入、2020年度目標のもの)
④CPA原価計算基準詳細解説(メルカリで購入、2020年度目標のもの)
⑤CPA答練(メルカリで購入、2020年度目標のもの)

・勉強法と備考
クレアールの管理会計は講義の数回を視聴して見るのをやめました。理由としては講義が教科書を繰り返しているだけの読み上げだったこととテキストが強弱の無いただの文字の羅列で見にくかったからです。
CPAのテキストは説明や図が豊富でテキストを読むだけで理解が出来るようになっているので管理会計はこっちで学習を進めるのがいいと思います
『原価計算分野』
計算はcpa個別計算問題集、理論はcpa原価計算基準詳細解説で勉強しました。最近の本試験の原価計算理論は原文をちょっと変えたものが出題されるため、原文をよんでいれば点が取れると思っていたので理論短答対策問題集は使っていません。実際に本試験では15/20とれました。
管理会計分野
計算は同じくcpa個別問題集、理論は理論短答対策問題集を使っていました。管理会計分野は安定させるのが難しいと思っているので基礎だけ抑えて耐えればOKだと考えてました。
原価計算、管理会計分野のどちらもcpaの応用答練(全三回)を三周くらいしていました。

監査論

・成績
本試験80点

・使用教材(3回目の試験の時に使ったもの)
①過去問
②CPAテキスト・問題集(メルカリで購入、2020年度目標のもの)

勉強法と備考
クレアールの講義を二周視聴しましたが、僕は全然理解できませんでしたのでcpaの問題集とテキストで学習を進めました。
本試験は過去問ゲーだと思いました。cpaの問題集に過去問が収録されているのでその部分を中心に問題集を回せば十分に合格点を取ることが出来ると思います。

財務会計論

・成績
本試験180点

・使用教材(3回目の試験の時に使ったもの)
cpa答練
②過去問
③cpa理論対策問題集
④cpa理論テキスト
⑤cpa個別計算問題集
⑥クレアール組織再編テキスト

勉強法と備考
計算はcpa答練と過去問をできるだけ多く解いていました(初見問題に対する対応力を鍛えることも意識して)。特に過去問は過去10回分くらいを二周くらいやったと思います。財務会計は作問者のクセが出やすい科目で同じようなひっかけの問題がでやすい印象を受けました。問題を解く→解けるようにする のトライアンドエラーをひたすらに繰り返して数をこなしていました。最初は間違い過ぎてストレスが溜まりますが、財務さえ取れれば受かると自分に言い聞かせて何とか耐えて勉強していました。
理論はcpaの理論対策問題集をやっていました。この問題集はむちゃくちゃ優秀だと思います。この問題集にも過去問が収録されており、過去に何回も出題されている問題が一目で分かるようになっています。その部分を中心に回転させれば高得点が取れると思います。
本試験の結果ですが、理論は72/72で計算は108/128でした。

そして最後に僕の財務会計論に対する考え方ですが、論点ごとに出題頻度を意識した勉強をしていました。
例えばリースのようなほぼ毎回出ている論点はABCのすべてのランクの問題を抑えていました。
出たりでなかったりする中堅論点である税効果のようなものはABまでやったり、
逆に出題実績の全然ない連結CFや連結除外の論点は完全に捨てていました(ちょうど僕が受けた試験で出てきて4点落としましたが、、)

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