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ダリっているじゃないですか。


とてもシュールな絵を描く人。

主な著作だと

記憶の固執(柔らかい時計)

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茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)

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実はチュッパチャップスのデザインもこの人。


裕福な家庭に生まれて、幼い頃に両親に墓地へと連れられると生まれる数ヶ月前に死んだ兄の墓の前に。


その兄の名前がサルバドールだったんです。

両親はおまえは兄の生まれ変わりだと言われたそうで、
このときダリは自分は神の生まれ変わりだと思い込んでしまったとさ。

サルバドールという名前はスペイン語で救世主、つまりはキリストという意味があって、自分はキリストと同じ生まれ変わった神だと。

幼い頃に油絵を描かせるとプロもびっくりのできばえを見せて、デッサンの学校へ。

この人はいわゆる変人で天才だったので、学校に不満を持っていて、退学にもなったりと。

でも、なんというのか。こういう天才肌は学校の型にはまれなくて勝手に飛び出しちゃうって話、よく聞くような感じ。


時代は第二次世界大戦になっていて、ダリはヒトラーの絵を描いていた。

公式ではヒトラーを支持していたと記録されていたんだけど、それは果たして。


で、ヒトラーの謎。

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皿の真ん中当たりに写真が。



天才の考えることはよく分からん。これがどういう意味をなしているのか、推して考えてくれってことなのかも。



そして変容するヒトラーの顔

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ヒトラーどこ?



じつはダリの作品の中には、ダブルイメージというのがあって、
偏執狂的批判的方法というそうなんだけれど、

一つの絵に違ったイメージが混じっているんだ。

それは圧倒的な画力を持っているダリだからできる発想でもあって、言い方変えると「アハ体験」みたいなもの。


で、解説を探してみたんだけど、やっと見つけた。

先ずはヒトラーの顔

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そして、こうすると

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おわかりいただけただろうか。

この方、HRギーガーとも交友があったんだって。なんか分かるわ。

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