アキネイターみたいな人がいた

とある書店でタイトルが分からないけど、こうこうこういう小説を探しているとお客さんから尋ねれたという。

それは東野圭吾の作品だとお客さんは言うけれど、書店員はそれは宮部みゆきじゃないか、と宮部みゆきのタイトルを見せてみると、案の定正解だった。

じつは以前にもそのお客さんはこの書店員さんにタイトルを探してもらったことがあって、今回も名前を知らなかったけれど、その人ならきっと分かるだろうと思って、文庫に詳しい方をと訪ねたそう。

さすが書店員とも言うべきか、おびただしいほどのタイトルがあるなかで、お客さんのあやふやなリクエストに応えられるというプロフェッショナル。

こういうのはまだ検索エンジンよりも、検索できる能力を持つことが大切。

検索エンジンは優秀になったけれど、それを使うためには「検索ワードを引き出す能力」がいるんです。そのためにはそれなりの連想力なり、教養が必要なところがあって、ググれば答えが出る現在だけど、ググる能力は勉強したり、知見がないと伸びてこないわけですよ。


しかし、何事にも次元の違う能力を持つ人がいる。

お客さんに気持ち悪がられたらしいけれど、普通にすごいよね。

でも、直感というのも、経験則から様々な化学反応を起こして、ひらめきに似た形で発現するものだと思っているので、経験が育てて神様が気まぐれで与えたもうたギフトみたいなものだと思いますよ。


好きなキャラクターを思い浮かべたら、質問に答えるだけで、それが何かと当ててくれるよ。俳優や芸能人でもいけるみたいよ。

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