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HPVワクチンについて考えたこと

こんばんは、偏微分ちゃんです。

先日、母と「インフルのワクチン受けなきゃねぇ」という話をしていました。私はアレルギー持ちなので採血は(大っ嫌いだけど)慣れてます。でも、注射はどうしても、無理です。痛いじゃないですか。最後にインフルのワクチンを打ったのは中学3年生のときだと思います(現在は大学2年生)。そこから今まで注射を打ったのは、アナフィラキシーで救急搬送されたときに打たれた点滴だったので(なんと2回も搬送されてる)、もう注射の記憶はほぼありません。

それで話題に出たのがHPVワクチン。子宮頸がんワクチンです。中学生くらいの時に案内が来た記憶はあったのですが、、、どうやら当時の日本では「危ない」という考えが広まっていたそうで、接種しないまま今日まで来てしまいました。「打たないとがんになっちゃうかもしれないよ」と母が言うのですが、今では接種する人は0.6%らしい。それなら受けなくてもいいのでは…?

そんなふうに気になっていたところ、子宮頸がんについてのツイートを見つけたので、改めて調べてみました。年間3000人近い人々がこのがんで亡くなり、1万人程の人が手術を受けているという事実を初めて知りました。私は(幸か不幸か?)数字を見るときに総人口などを全く気にせず見てしまうので、3000人、1万人、というのはとんでもない数字に思えます。「あ、私、なるじゃん」と思いました。

この夏、ドラマ『アンサング・シンデレラ』を全話観ました。私は血が苦手なので今まで医療系ドラマを観ることができなかったのですが、このドラマは薬剤師が主役だったので、体調を崩すことなく観ることができました。
このドラマで(確か)2回、がん患者のお話の回がありました。がん患者本人に事実を伝えられない家族の葛藤や、親と同じがんになり恐怖を抑えられない患者の姿が演じられていました。実際のがん患者やその家族は、ドラマで描かれている以上に辛く、悲しく、壮絶なのではないかと思いました。

私はそんながんに絶えられるか?………私だけじゃなくて、誰でも「NO」だと思います。がんは怖いです。子宮頸がんは早期に見つかれば手術で摘出できるそうですが、その後の妊娠に良くない影響を与える可能性があるそうです。やはり一人の女性として、自分の子供を産み、育てることには強い憧れがあります。体外受精を利用し、自分ではない母胎で子供を産むこともできる、と聞いたことがありますが、やっぱり自分で産みたいものです。冒頭に書いたように痛さは想像するだけで涙が出てきますが…。

なので、もう少し真剣に子宮頸がんやHPVワクチンに向き合い、接種しようかな、と思ったのです。痛いのは怖いけど、インフルエンザよりも怖いです。コロナと比べると同じくらい怖いです。余談ですが、人工心肺蘇生機ECMOがどのように身体に繋がれるのかをニュースで観たのですが、あの、怖かったです…。なのでたぶん、コロナとがんは同じくらい怖いと思っています、今のところ。

そんな私の気持ちを、書き綴ってみました。
この記事をきっかけにHPVワクチンについて知ってもらえたら…!!とか、思っていません。ただの気持ちです。日記だと思っていただければ嬉しいです。


偏微分ちゃん

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