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「シェフは名探偵」私の休息、心の癒し

仕事もひと段落、二世帯同居の姑も入院中で、世話をする必要もなく、ストレスなし、完全フリーで心晴々のはずなのに、忙しさに慣れ過ぎているせいか、何かしていないと落ち着かない。
休んでいいはずなのに、休んでいることが罪に感じてしまう。
これ、一種の病気?忙し病では?

来月になったらまた仕事も入って、姑も帰ってきて、介護生活になるかもしれない。覚悟はしてるけれど、そうすれば、そのうちきっと私は爆発してしまいます。
きっと今は、神様がくれたしばしのお休み。
嵐の前の静けさ、、、みたいで怖いけれど、二世帯同居して20年、これほど姑のことを考えずに暮らせること、朝から晩まで心置きなく自由に過ごせることはありませんでした。

好きなことしよう、休もう、休もう。

そう自分に言い聞かせて、ここ数日。

それでもぼーっとは暮せない。

こういうときに限って、韓ドラも観尽くして、もう観たいと思えるものがないんです。

「社内お見合い」でロスって、何より「二十五、二十一」「恋のゴールドメダル」で完全にナム・ジュヒョク沼にはまってしまい、もう超えるものがない。これから私、どーしよー。

とりあえず観たいものが見つかるまで、日本のドラマでも観てみようと、ネトフリでおすすめに出てきた「シェフは名探偵」をずんずんと、、、もう観終わった。

東テレで放送されたテレビドラマです。
「名探偵」と言っても殺人事件が起こるわけではなく、ちょっとした悩みとか人間関係のいざこざとかとそういうのをフレンチシェフである三舟(西島秀俊)が解決していくという物語。
え、何じゃ、この話(・・?

三舟忍は、料理のセンスだけでなく人並外れた洞察力や推理力を持つフレンチのシェフ。そのお節介焼きの性格から自身が料理長を務めるレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、来店するゲストが巻き込まれる事件や謎を冷静沈着に解き明かしていく。
Wikipedia

淡々と進むストーリーの中、おいしそうな料理、たまに登場する大物ゲスト、主要人物以外は知らない役者ばかりで、舞台はほとんどレストラン、エピソードの演技は独特の静止画像、お金がかかっていなそうだけれど、工夫があって、西島秀俊、神尾佑、濱田岳、石井杏奈の演技がいいので、それだけで楽しめます。
朝ドラでも体験済みですが、演出によって、ドラマは生きるんだなと感じることができます。チーフ監督が「99.9」「金田一少年の事件簿」など木村ひさしさんとなっているので、面白くて当たり前、なるほどと思いました。

西島秀俊はアカデミー俳優で、濱田岳も演技は上手なのは分かりますが、石井杏奈ちゃん、JTのCMでよく見かけるのと、E-girlsにいたときはちょっと影薄い印象だったんですけど、コメディもいける人なんですね。
濱田岳との掛け合いがとても面白くて、テンポもいいし、役にもはまっていました。もっとコメディで頑張ってほしいなと思います。
それと、神尾佑さん、どこかで見たような見ていないような。濱田岳、石井杏奈とともにちょっと息抜きタイムのコメディパートで渋さとおちゃめさ、魅力的に演じてくれるイケオジですな。嫌味がなくてすごくいいんですよね。

そんな感じであっという間に観終わってしまった「シェフは名探偵」、特に刺激もないけど、悪くない、、、「パ・マル」(悪くない→フランス語では?ネタバレになるのでここまでに)私の束の間の休息、心を癒してくれるドラマとなりました。

昨日から「私の解放日誌」を観始めました。
私も退屈な毎日から抜け出したい一人です。


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