大豆田とわ子という化け物
ドラマが好き。
若い頃は海外ドラマしか見ないわ〜とスカしてたが、もっぱら日本のドラマが好きになっていった。
歳を積み重ねるごとに、グッとくるドラマの見つけ方が上手くなったのかも知れない。
今ではアマゾンプライムや、ネットフリックスで昔のドラマもすぐ見始めることができる。
日本のドラマならアマゾンプライムがたくさん種類もあるのでおすすめです。
そんな私が大豆田とわ子と三人の元夫にどハマり、ずぶずぶ沼にハマることは見る前から決まっていたようなものだが、予想、期待以上でした!!!
このドラマの醍醐味はセリフではないだろうか。
今流行りのキュン!とするものではない。誰もが持っているであろう、あのモヤモヤ右から左へと抜けさせてしまうような感情をしっかりと言語化してくれるところ。
目から鱗が何回落ちたかわからない。
それから、役者たちの個性がしっかりと大事にしているところ。ちょい役と呼ばれそうな人たちもしっかりと生を感じられた。
映画のワンシーンを切り取ったような演出も最高!!好きなシーンが盛りだくさん!!!
はぁ。今思い返してもステキなドラマ。
極め付けはエンディングも挿入歌も素敵だというところ。センスの塊。
そんな文句のつけようがないドラマは数知れない。
大豆田とわ子を通して、私は松たか子に恋もしていた。松さんが演じるとわ子だから、このセリフが生かされているという場面がいくつもあった。
元夫たちが、わちゃわちゃするのも好きだったし、みんな、とわ子を真っ直ぐに好きなところ。大切に思っているところも好きだったが、やっぱり、かごめちゃんととわ子の関係が1番好きだ。
恋愛を挟まない人間関係って、簡単そうで、とてつもなく難しいと私は思う。自分のことのように喜んだり悲しんだりできる他人の人って年齢を追うごとに少なくなる。なぜだろう。
だから2人がとても眩しく羨ましかった。
かごめちゃんの突然の死はとても驚いたけど、死がリアルさをさらに感じさせた。人はいつ死ぬかわからない。大切な人が死んでも、生きていかなきゃいけない現実。
とわ子は強い
そんなとわ子に励まされ、憧れを持ちました。
本当にとわ子って化物。
最終回も終わり、日々を過ごして気づいたことは、大豆田とわ子に私は毎週元気をもらっていたということ。どんな人のことも優しく包んでくれるドラマだったなと。
そして、今夜も思う。
あぁ。いいドラマだったな〜
脚本家の坂元裕二さんのドラマは面白いものばかりなのでぜひぜひ皆様にオススメしたい。
記憶に新しいカルテットも見返したら見返すだけまた良くて感動しましたよー!
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