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宇宙を統合する"5”の秘密〜2020年4月22日 はふりめく〜

講  話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志

【こちらの記事は全文を無料公開させていただいています】

Q. いよいよ今週末からGコードが始まるが、ここで改めて、この時期におこなわれる講座の意義についてお伺いしたい。

A.
これから始まるGコードでは、天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)から始まる造化三神を鎮魂するということが、大きな目的の一つである。
これは「銀河系宇宙全体を鎮魂する」ということを意味する。

そして、銀河系宇宙全体を鎮魂するためには、一人一人がまず、私たちに命をもたらしてくださったご先祖様=遠津御祖神とつながることが大切で、その後に国津神、天津神、そして最終的には造化三神へとたどり着く、という流れ(構造)になっている。

このように、天地万物を生み出された神々の世界には、実ははっきりとした階層性があって、自分の中に神をお迎えする際にも順番があるのだ。それは大宇宙の法則があることと同様に、ひとつの完璧なシステムによって成り立っている、といってもいい。

このように神々には階層性があるということを踏まえた上で、Gコードでは、これまでなかなかお伝えできなかった「五霊」の存在、またその中身にあるものを、これからしっかりとお伝えしていきたいと考えている。

そもそも「五霊」とは、皇太子が天皇になられる際に最も重要なものであって、天御中主神と五魂とをつなぎ、結び合わせる働きをする存在である。そしてこのことは昨今の対称性通信によって、明らかになりつつあるのだ。

ではそれは具体的に何であるかというと、宇宙の根源神である天御中主神とは元々「五魂」や「五霊」であったのではないか?という予測である。これまで天之御中主神のなかに五魂がある、というようなかたちで表現されてきたことはなかったが、我々は今、そのように見立てている。

考えてみれば、元々「5」という数字は、人間の手が五本指であるということに象徴されるように、人や数を表現する際の基本の数字であるが、さらに範囲を広げてみると、5という数字は「宇宙創造の雛型としての数でもあったのではないか?」と考えられるのである。

四魂(荒魂、幸魂、和魂、奇魂)で宇宙をつくり、その後メビウスの働きによって精魂で戻すと五魂が揃うように、創造の始まりというものを天御中主神の働きとして見立て、これを別天津神の五神に当てはめて見ていくと、我々は別天津神の4番目の神、宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)の振動が感じられる、神の働きの証明のところまできた。

つまり、いよいよその次の最終段階として、天之御中主神と五霊とのつながりを証明するところまできていて、今我々はその一歩手前の段階まできた、ということでもあるのだ。

そのようななかでGコードは、五行の神(自然)、地球(国津神)を鎮魂するのみならず、さらに意識を広げて、天御中主神からはじまる造化三神、銀河系宇宙を鎮魂するという明確な目的をもっておこなうことが大切である。

さらに、その宇宙の全体系を我々の意識のなかにしっかりと落とし込んだ上で、時間と空間が生まれるところ、はじまりの振動、はじまりの記憶に思いを馳せ、創造の源とその意志をありありと感じながら、宇宙全体を鎮魂していくことが重要なテーマとなるだろう。

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【七沢賢治プロフィール】
1947年 山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒業。大正大学大学院文学研究科博士課程修了。伝統医療研究、哲学研究、知識の模式化を土台とした情報処理システムの開発者、宗教学研究者。
言語エネルギーのデジタル化による次世代システムの開発に携わる一方、平安中期より幕末まで白川伯王家によって執り行われた宮中祭祀や神祇文化継承のための研究機関である一般社団法人白川学館を再建。現在、同学館代表理事、株式会社ラボラトリオ 代表取締役などを務めている。
『なぜ、日本人はうまくいくのか? 日本語と日本文化に内在された知識模式化技術』(文芸社)、『神道から観たヘブライ研究三部書』(小笠原孝次著/七沢賢治監修)、『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次・七沢賢治共著)など、監修書・著書多数。


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