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ふしぎなこと

執筆:ラボラトリオ研究員 紺嶋 由起

「由起くん、占いをしてあげるよ。」

私が小さい頃、祖父は占いやスピリチュアルにハマっていた。

「オンマイヤサトバン、オンマイヤサトバン…」


大日如来や地蔵菩薩が印刷されたカードを真言を唱えながら並べていく。
幼くてそのカード占いの意味や結果が理解できなかったが、何か面白いなと感じていた。

20歳の時に祖父が亡くなり、祖父の蔵書を読むようになった。

オーパーツ。
心霊写真集。
手相占い etc...

昔から不思議なことを「ふしぎだなあ」と感じることが好きだった。

白川と出会った時、この教え(真道)は自然科学であり、不思議なことなど何もないと聞いた。

何も不思議なことがないと知ることは、お気に入りのゲームをクリアしてしまうような気がして、少しさみしい気もした。

しかし、
陽が昇り雨が降り、虹が出て南から柔らかい風が吹く。
夕暮れには空が美しいグラデーションを作り、星が瞬く。
春には緑が芽吹き、あっという間に蔦がめぐり、花はいつか枯れる。

理屈を知り、原理を知っても、やっぱりふしぎなことはたくさんある。
それを一つ一つふしぎだなあ、美しいなあ、と感情をなぞる作業が
私はやっぱり好きなのだ。

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【紺嶋 由起 プロフィール】

neten株式会社デザインチームに在籍。
朝礼で般若心経を唱える仏教校に高校3年間通っていたためか
白川で毎日お祓いを上げることに抵抗ゼロ。

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