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黄金の麦畑をいつか見てみたい
いつもお世話になります。パークバーと申します。
今日は通っている蒸留所の話をさせて下さい。
コロナの休業要請中に出来た時間で通い始めた蒸留所、東京クラフトリキュール。
「手伝わせて下さい」と言ったはいいものの初日に畑に連れていかれ、スコップを持たされひたすら穴を掘らされました(恨んでないです)
私の思い描く蒸留所ライフとはほど遠く、今度はスコップからでかいハンマーを持たされ杭を打ち込んでいくという、キラキラ輝くと思っていたお酒造りはそんな甘くなく初日に洗礼を受けて泥だらけの服で電車に乗って帰ってきました笑
それがボスとの初めての出会いでした。
畑で育てたハーブを収穫し、蒸留所でお酒造りに使用する。
簡単に一行で済む言葉なんですが、これが物凄いことでボスのハーブとお酒造りの知識の深さを目の当たりにしました。
そこから私もハーブを身近に植えたりと、少しずつ勉強するようにしているんです。
そんなある日ボスがヒョロヒョロの苗を見せてくれました。
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それはゴールデンプロミスでした。
ゴールデンプロミスとは1960年代に開発された大麦麦芽の品種で、栽培は難しいが最高のモルトウイスキー用の品種と言われていて、かつてマッカラン蒸留所がこのゴールデンプロミスのみを使用していたことでも有名な品種。(サントリーさんから引用失礼します)
とても貴重な苗で種から発芽させたもの。
1人で育てると、環境が同じになってしまうため、うまくいった場合はいいが、ダメな時は全滅してしまう。
その全滅を避けるために、私にも分散して苗を預けてくれたんです。
そして、私も全滅を避ける為に植物に詳しいお客様に分散してゴールデンプロミス作戦がスタートしました。
11月30日 心細いヒョロヒョロ苗からスタート
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3月2日 少しずつ葉を広げていきました
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4月20日 穂が出てきました。これは感動でした。
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5月14日 緑から黄色へと変わっていきました。
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6月5日 お辞儀をしたら収穫とのこと
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私はベランダという環境。
お客様4人に苗を分散した中、成功が2人。
やはり環境分散での育て方が大切なんだと改めて感じました。
さて、この穂は今度は農家さんの手に渡るそう。
畑いっぱいに広がるゴールデンプロミス。
黄金の麦畑をいつか見てみたいな。
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Park Bar
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