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47 paper trip #20旅目 「兵庫県」 by KAMI

今回の旅先は、兵庫県。
兵庫のひとつ目の切り絵は、こちら。

『神戸どうぶつ王国』のスナネコの赤ちゃん4匹。
今年2月に生まれたスナネコの赤ちゃんたち。
気性が荒い上、牙も結構鋭くて危険らしいけど、見た目の愛らしさは半端ない。ここには、赤ちゃん4匹に彼らの両親と計6匹のスナネコが飼育されているそう。スナネコの赤ちゃんは3月下旬から公開されているみたいなので、生で観てみたい。

最近ニュースで暗い話題が多いのと、季節の変わり目っていうのもあって、気持ちが大分滅入っていた。
そんな中、少し前にこの話題を知って、ほんのちょっと明るい気持ちを取り戻せた気がした。
命の誕生って、本当に尊いし、直接関係があるわけではないのに、何故か元気が貰える気がする。
色々と混沌としたこの時代に、希望をもって生まれてきてくれて、ありがとうって思ってしまった。大袈裟なんだけど(笑)。
可愛さを拝めるだけじゃなくて、ほやほやの生命力を感じたい。

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次の切り絵は、こちら。

『tearoommahisa』のチャイとヴィクトリアサンドイッチケーキ。
ここは1987年に創業された紅茶専門店。
たくさんの紅茶の種類があって定番も捨てがたいけど、インドが本場のチャイも濃厚な旨味がありそうで惹かれる。
ケーキは、イギリスで生まれた、ベリーのジャムをサンドしたヴィクトリアサンドウィッチケーキ。
お店でゆったりしながら、ティータイムを楽しみたい。

神戸といったら、洋風な文化を思い切り感じられるイメージ!
紅茶専門店も多いらしいって聞いたことがあったので、行くなら是非紅茶飲みに行きたい!
と言いながらも、ちょっと変わり種のチャイをセレクトしてしまったけど(笑)。
あとヴィクトリアサンドウィッチケーキも前から気になっていて、いつか食べてみたいものの一つ。
お店の雰囲気も落ち着いているようだったので、ここで穏やかにお茶したいな〜。

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最後の切り絵は、こちら。

『洋食の朝日』のビーフカツ。
行列ができるほど人気洋食店の名物!
見るからにずっしりとお皿に鎮座したビフカツは、ほんのり赤いレア。
オリジナルのデミグラスソースもたっぷりかかっていて、白ごはんと一緒に食べたたら美味しそう …。
ビフカツの乗ったお皿には、サラダとポテトグラタンが添えられているみたい。おまけにご飯とお味噌汁も付いてくるから、お腹も心も満たされて幸福感でいっぱいになれそうだ。

神戸に行ったら、絶対牛肉!と思っていたけど、洋食を食べたい気持ちも捨てきれず。
だけど、ここのビフカツを見つけたら、ビフカツ1択になっちゃった。
とんかつはよく食べるけど、ビフカツは中々食べる機会がないから、惹かれちゃった〜。
ビフカツは、私にとってレアキャラ的存在。
誰かと、というよりは、自分へのご褒美として1人でランチに行きたい。
あと行くときは、行列は避けられなさそうだから、並んでいる間の暇つぶしを考えなきゃな(笑)。

そんな感じで、今回の兵庫の旅は、終わり。
次は、どこに行こうかな。

この連載では、切り絵作家 KAMI が〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに、各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県〜鹿児島県〜宮城県〜島根県〜山梨県〜京都府〜鳥取県〜栃木県〜福井県〜青森県〜北海道〜千葉県〜沖縄〜福島県〜兵庫県を旅しました。次の旅もお楽しみに。

KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

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