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47 paper trip #7旅目「島根県」by KAMI

どうも、切り絵作家の KAMI です。 
この連載では、〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。


今回の旅先は、島根県。
島根県のひとつ目の切り絵は、こちら。

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出雲市の稲佐の浜にある『弁天島』(夕焼け ver.)。
出雲大社の近くにある稲佐の浜は、古事記や日本書紀に出てくる国譲りの神話で知られていて、パワースポットでもある。
その浜に一際目立つ弁天島という島は、以前弁財天を祀っていたけど、今は豊玉毘古命を祀っているそう。
またこの浜は、旧暦の10月10日に八百万の神が出雲大社に行く前に集まる場所のため、一般的に旧暦の10月は神無月と言われているけど、出雲では神在月と呼ばれているとか。
神様がたくさん集まる時期に行きたくなる場所。

なんか紹介文が歴史の教科書の文章のようになってしまった笑。
パワースポット、好きなんですよねえ。
旅行に行くってなったら、旅先にパワースポットないかついつい探しちゃうほど。
出雲大社は友人知人から行ってよかった感想をよく聞くので、ぜひ行ってみたい場所だけれど、神様が出雲大社に行く前に大集合する場所にも行って、パワーをもらいたい(笑)!!!!!
あと数年前、出雲の夕焼けの景色が日本遺産に認定されたようなので、稲佐の浜でゆったり景色も楽しみたいなあ。



ふたつ目の切り絵は、こちら。

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出雲市の『ちょっこす』の期間限定カヌレ3種類。
右は、クリームチーズにブラックペッパーのアクセントが効いた、ブルーベリーカヌレ。
左は、生のいちじくといちじくジャムの2つの食感が楽しめる、いちじくカヌレ。
中央は、生地の中にもマスカットが丸々入っている、シャインマスカットカヌレ。
島根の方言の「少しだけ」という意味が店名になったこのお店は、2020年にできたばかりのお菓子屋さん。
島根の食材を使った可愛らしいお菓子を作られていて、現地で食べるのはもちろん、お土産で買ってかえりたくなる。

出雲でパワースポット巡りをしたら、きっとお茶したくなるだろうなっと思って、カフェを探していた時に見つけたお店。
カヌレが好きなのもあるんだけど、このビジュアルに惹かれてしまって、気づけば切り絵になっていた。
生地は島根の米粉でできているので、もっちりしていそうで、シンプルなカヌレでも美味しく食べれそうだ。
このお店は、通販もされているけど、切り絵にしたカヌレはお店でしか買えないようなので、いつでも買いにいける島根県民の皆さんが羨ましい(笑)。



最後の切り絵は、こちら。

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松江市にある『喫茶きはる』の上生菓子。
左は、お店で人気の期間限定栗きんとん。
右は、砂糖菓子を添えて。
このお店は、松江城近くにある松江歴史館の中にある茶房。
現代の名工に選ばれた伊丹二夫氏がお店で作る繊細かつとても綺麗な和菓子が食べられるとか。
和菓子を作っているところも間近で見られるところも魅力。
またお店から松江城と日本庭園が眺められるので、優雅な気分で和菓子を味わえそう。

ガイドブックを見ていたら、このお店の和菓子が綺麗で見惚れてしまった。
季節によって食べられる和菓子が違うらしいけど、和菓子のプロが作るから何度行っても新鮮な気持ちで楽しめそう。
和菓子の造形は、アートに近いものを感じるので、自分の切り絵の勉強にもなりそうだなー。
和菓子一つと飲み物のセットの注文なので、誰かと来たら色んな和菓子をシェアできて良さそうだ。あとガイドブックに、あずき珈琲というものがあるとかいてあるけど、それも気になってしょうがない。
はあ、おやつ系切り絵2個見ていたら、何かつまみたくなってきた(笑)。


という訳で、島根の旅はこれでおしまい。
次はどこの県に行こうかな。


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KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県〜鹿児島県〜宮城県〜島根県を旅しました。


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