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47 paper trip #8旅目「山梨県」by KAMI

どうも、切り絵作家の KAMI です。
この連載では、〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。


今回の旅先は、山梨県。
山梨県のひとつ目の切り絵は、こちら。

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『ほうとう不動』の不動ほうとう。

山梨名物といえばで出てくるほうとう。
ほうとうの麺は自家製の麺で、かぼちゃや山菜、お揚げなどの具と味噌仕立ての汁で煮込んでいる。
そのまま食べるのも美味しいだろうけど、お店秘伝の薬味を入れたら更に美味しさが増すみたい。
少し肌寒くなってきた今、食べたくるなる一品。

ちょっとずつ冷えてきて、これから食べたくなるのが温かい汁のある料理。
ほうとうは家でしか食べたことがないので、山梨行ったら絶対食べたいもの候補に間違いなく入る。
このお店はいくつか店舗があり、外観が伝統的な和の雰囲気が多いみたいだけど、2009年にできた東恋路店の建築が雲のようなデザインでかなりインパクトがあって面白い。建築家の保坂猛氏が設計をし、どうやら世界の建築賞をいくつか取っているとか。
建築もそこそこ好きなので、ほうとうとお店の建築を楽しみに訪れたい場所。



ふたつ目の切り絵は、こちら。

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山中湖の湖畔にある『みさきキャンプ場』。

名前の通り、湖の岬にあるキャンプ場で、雄大な山中湖を眺めながらキャンプができる場所で有名。
通年営業しているので、季節によってまた違う山中湖の景色が楽しめるよう。
場所によっては、富士山も見えるそうで、切り絵は富士山が見えるスポットを参考に作った。
あとここは、キャンプアニメ「ゆるキャン△」でも取り上げられていて、ファンが聖地巡礼で訪れているとか。

ゆるキャン、一時期ハマって見ていたから気になってて笑。
元々アニメを頻繁に観る方ではないけど、キャンプブーム中の夫がどハマりして視聴していたのをきっかけに、いつしか一緒に最新話を待つほどに笑。
アニメでは、山梨近辺のキャンプ場やショップがたくさん出てきて、どれを切り絵にするか悩ましかった〜。
このアニメは高校生がキャンプする話で、登場人物たちのキャンプの楽しみ方が結構渋くて「本当にこんな高校生いるのだろうか…?」と思うけど、キャンプの知恵もしっかり紹介していて、とてもいいアニメだなあといつも感心している。
いつか聖地巡礼キャンプをしてみたいな〜。



最後の切り絵は、こちら。

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『葡萄屋 kofu ハナテラス cafe』の季節のフルーツプレートぶどう。

これでもかというくらいシャインマスカットやクイーンセブンなどたくさんの種類のぶどうが堪能できる一品。
このプレートは、ソフトクリームやクリームチーズのホイップ、ぶどうのデコレーションクッキー、レーズンバターサンドものっている。
そのままのぶどうだけではなく、色んなぶどうのおやつもあるので、とりあえずこれを頼めば後悔しないだろうな。
ちなみにこのプレートは、数量限定で公式HPで予約しないと食べられないものだそうで、食べられたらかなりラッキーかもしれない。

もうすぐ旬が終わるぶどう。
毎年大分の祖母がシャインマスカットを送ってくれて食べたけれど、まだ食べたかったな … ということで、ぶどうが名産の山梨を今回の旅先にした笑。
シンプルにぶどう狩りもいいなと思ったけど、色んな食べ方ができるプレートに惹かれちゃった。あとシャインマスカットパフェも美味しそうだった!
ただ切り絵にしたぶどうプレートは販売が終わったみたいなので、確実に食べるなら9月中に行った方がいいんだろうな〜。
このお店は山梨のフルーツを取り扱っているカフェなので、過去の instagram を見ると、季節によって栗や苺、桃のデザートもあるっぽい。
季節問わず、近くまで来たら寄ってみたいね。



という訳で、山梨の旅はこれでおしまい。
次はどこの県に行こうかな。


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KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

🚩 ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県〜鹿児島県〜宮城県〜島根県〜山梨県を旅しました。


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