作品解説
無表情な少女に取り巻く機械。自分の性格やアイデンティティは周りの環境が説明していることでしょう。おもちゃによくある配色にすることで無邪気さを意識して制作しました。
文化芸術・アートへの想い
アートというのは言葉では言い表せないことを表現する場だと考えています。思い出や感情、想いを乗せてみる人にとって、良い気持ちの残る作品を目指しています。
作者プロフィール
過去実績
「心時々棘模様」
その人物を証明する時、その人物の周りが証明する。
その人の性格や能力を知る時、話し方や表情よりもその人の周りに現れるのではないかと思い、この作品を制作。
「期待」
子どもの頃遊んでいたおもちゃ。もうどこにあるのか忘れてしまった。
子どもが愛らしいのは(目も耳も塞いでいる状態)夢を持っているからそう思うのだろう。大人である私たちはもう目も耳も塞いではいけないのに、何故か懐かしさを取り戻すためにふさいでみてしまう…懐かしさに囚われても、もう戻りはしないのに。
「君だけは居なくならないでね」
「言葉」は自分が思っているよりも重く、存在感があり、見えない物体である。
SNSではこの重みを知らずに言葉をぶつけている人が多くいる。もし、言葉が物体化したら言葉を人にぶつけていた人はどう思うのだろうと思い、制作。
あとがき