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コメトステーキに行ってきました!って話

東京都江戸川区、新小岩駅から徒歩13分の場所に「コメトステーキ」という飲食店がある。

このお店はYouTubeで見つけた。

動画を観て「ステーキ屋さんなのに米がメインディッシュってどういうこと?」と思ったので訪問。

お店の公式Twitterは下記。店主さんが一人でお店を回しているのでできるだけTwitterやGoogleのクチコミを読んで訪問してほしい。

TwitterとGoogleのクチコミで情報収集したらお店に向かう。…がお店の看板が分かりづらい!

看板が黄色いだけで店名がない

私は平日の11時9分ごろに到着したが(開店時刻は11時30分)すでに9人のお客さんが並んでいた。みなさん朝っぱらから食う気マンマン! かくいう私もだけど。

11時30分少し前になると店主(大曽根さん)が出てくる。お店の注意事項を説明した後⇒人数確認⇒先頭から食券を購入するように指示を出した。また食券購入後は必ず石けんで手を洗うように促される。

メニューは店名通り米とステーキだけ1800円
実際は4~5人前だと思う
手は石けんで洗おう、紙タオルもあるし

お店の注意事項は
・ここはステーキ屋じゃなくてご飯屋、だから肉が硬い
・初来店者はご飯の大盛りのみ、それ以外(もやしとにんにく)はNG
・店内の写真撮影NG、ただし提供された料理は除く
・トイレはう〇こNG、洋式ではなく和式
こんな感じ。

5000円札と10000円札は機械に入れることができないので店主さんに両替をお願いしよう(いや1000円札事前に持っていったほうがいいな、一人で全部やってるから忙しそうだし)。

開店してすぐに入店できたが座席に案内されるのではなく店内で待つように指示された。どうやら座れるのは9人まで? らしい。このお店は一度に4~5人前のステーキを焼くので、私は3回転目だなぁなんて思いながら待つ。

待つこと数十分。店主さんから声がかかり席に座る。目の前でお肉が焼かれているが(4枚+小さいのが3枚)きっと私の分じゃない。味付けはあらびきの塩コショウだけっぽい。あ~、お肉焼いてるとこ動画撮りてぇー! ってずーっと考えていたが店内撮影NGなので我慢した。

お肉を焼き終わると今度はもやしを炒める。ステーキの時と同じで3個の鉄製フライパンを使用していたが最後は1個のフライパンにもやしを集結させていた。もやしに肉汁が絡みついて美味しそう…!

お肉を焼いている時、店主さんは常連客? と野球の話をしていて、WBCのことや北海道の新球場「エスコンフィールド」について語っていた。どこのファンなんだろう?

…と焼かれた肉や周りのお客さんを観察していたら「付け合わせの」ステーキが用意された。どうやら私は3回転目ではなく2回転目だったらしい。ちなみに商品を提供される前ににんにくをいれてもいいですか? と聞かれる。まるでラーメン次郎のように。

もちろん入れてもらった

行列に並んだのが11時9分ごろ、ステーキが提供されたのが12時5分ごろ。なんでそんな細かい時間覚えているの? と聞かれたら写真のプロパティに記録されてるから、それだけ。ブログを書いていて思ったことは写真は目の前の映像を記録するだけじゃなくて時間も記録できるってことがわかった。

ちなみに重さは1ポンド(450グラム)
もやし大盛りってどんな感じになるんだろ?

これが「メインディッシュ」の大盛りご飯(300グラム)。12時7分ごろに提供され撮影。「メインディッシュ」なんて言っても米は米だから写真じゃ美味しさなんて伝わらない。

美味しいけど見た目は普通

うん、見た目は普通のお米。キンピカに光っていたり蒸気を出していたりすればスペシャル感が出るんだけどそんなことはない。本当に見た目は普通だから「インスタ映え」なんて夢のまた夢。

ぶっちゃけ見た目はほかの飲食店のご飯と変わらない
写真って難しいね

コメトステーキを並べるとこんな感じ。お皿が大きめなので若干席が狭く感じられる。フォークとナイフは席に用意してあるのではなく、店主さんから渡される。お客さんが食器をペロペロしちゃう心配もない。

米300グラム、ステーキ450グラムのダブルパンチ!
ぶっちゃけ米2倍でも食べれるよ!(謎のアピール)

さて写真撮影が終わったら早速食べていく。普通のステーキ屋さんであればまずお肉を食べるところ。だがここは「メインディッシュ」のお米からいただく。

う、うまい! こんなにうまいお米初めて食べた!!! っていうのは冗談、じゃなくて本気なんだけど(多少盛ってるかもw)マジでご飯が美味しい。クチコミや上で紹介した動画でお客さんが口をそろえて「肉じゃなくて米が最高!」と言っている意味がやっと理解できた。来店前は「米がメインディッシュのステーキ屋さんって何だよ?」なんて思っていたが、食べた後は「ここのメインディッシュはお米!」って断言できる。それくらいに美味しい。

そしてお肉だが店主さん曰く「硬くて味が濃い」とのこと。確かにお肉自体は硬いが「不味い」とはならなかった。むしろ私はこのくらい硬い方が「肉を食ってる」感がして好き。

いつもだったらお肉を口に入れる⇒ご飯を頬張る⇒めっちゃ幸せ! っていう連係プレーを発動するんだけどこのお店ではそれは最初の一口しかやらなかった。なんかメインディッシュのお米をお肉が邪魔をしてる感じがしちゃったし。そのせいか食べるペースが1番遅く、同時に提供されたほかの4名が食べ終わっても私だけ食べ続けている状況だった。そんなとき店主さんは「急がなくて大丈夫、ステーキ焼くの時間かかっちゃうから」と優しく声をかけてくれた。この場を借りて店主さんへありがとう、と伝えたい。

総じて満足度の高いお店だった。まず450グラムのお肉が1800円で食べられるコスパがおかしい(褒め言葉)。だってスーパーでステーキ肉を購入しようとしたら100グラムで298円(税抜き)するし(450グラムなら1341円、税込みなら1448円になる)利益大丈夫? って心配になるレベル。ここにお米や土地代、人件費なんかが入ってくるから「???」状態。

自宅からかなり遠いんだけどまた行きたいと思わせてくれる素晴らしいお店だった。

今日はここまで。


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