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ちぶり通信

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島流しになった男の隠岐郡知夫里島での生活の記録。
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#地方移住

ちぶり通信9_タヌキの楽園へようこそ

すっかり春になった。 赤ハゲ山は野大根の花が咲き乱れ、ホケキョと鶯が鳴いている。海のトー…

ちぶり通信7_骨のおれる日々

骨折した あなたが知夫村で松葉杖をついている丸メガネの男性を発見したら、十中八九、私で…

ちぶり通信6_渡る世間はベラばかり

スランプ発生中 ベラしか釣れなくなった。 アジやカサゴがよく釣れていたが急にベラしか釣…

ちぶり通信1_人口600人の島、知夫村に引っ越して

今何してる? 昨年の12月東京の会社を退職した後、私は島根県の隠岐諸島の人口600人の知夫…

ちぶり通信2_俺から笑顔を奪うなァ!〜M1グランプリから学ぶ〜

M-1グランプリの敗者復活戦、バッテリィズの漫才がすごく面白かった。 北海道旅行に行くので…

ちぶり通信3_冬の知夫里島、雪に眠る

かなりの、雪です 昨日からひたすら雪が降り続けている。 外は深いところではひざあたり(か…

ちぶり通信4_島の予想以上に生活費がかからない生活

齢27にして時給1000円、労働力しか売るものがない裸の労働者、ワイ。 これだけ書くと甚だ自分のことながら心配になる。天国(か、地獄)にいるマルクスも一緒に憤慨してくれているだろう。 しかしながら、案外、お裾分けや釣りのおかげで金銭的に困っていない。そもそも、お金を使う場所がない。 むしろ生活は以前に比べて豊かになったくらいである。 前職を辞める時は、そのような給与条件で生活していけるのか不安で不安で眠れない夜もあったが、杞憂であった。失った睡眠時間は返ってこない