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夫の話を聞いてた午後

人のせいにしていると何度も同じ試練に遭う!

夫が、ニュースの話題に触れて突然、喋りだす。

真面目な顔をして、飲みかけの珈琲を置いて力説するので、思わず聞き入ってしまった。

心理について話す夫

力説する夫の話をうんうん聞きながら、「ああ、深いところまであなたは知ってるじゃん!」と心の中でつぶやく。

夫の言葉はこうだ。

人間には必ず試練がある
人のせいにして試練をクリアできない限り
また同じ試練はやってくる
何度でも、何度でも…


これは、うんちくではなかった。
心理だと思った。

ここ数年、苛立ってばかりだった人の言葉とは思えないくらいの力説に、すごいな、と単純に思った。

それにしても、試練なんて言葉…
普段、誰も口にしないし、聞かない。

夫が「試練」をどう捉えていたのかなんて知らなかったけど、学びを得ていたんだな、と思った。

思えば、哲学的な捉え方が唯一、合う人だったことを思い出した。

試練とは一体なんぞや?

荒波を越える女性

アドラー心理学を読んだのは15年前。
考え方の癖を変えよ!というその心理学はかなり衝撃的だった。悩みの渦中にいると、アドラーはかなりキツいかもしれない(私はキツかった)

でも、いつしかハマって私は本を手元に置いている(Mか?)

なので、夫の言う「人のせいにしていると何度でも試練に遭う」というのは、その通りなのだと思う。

ただ、夫の行動を見ている限り、自身に当てはめて行動を変えようとしている?と聞きたくなってしまった…。

昔はこのアンバランスさを目にすると、いちいちケチをつけたくなっていたが、アラフィフになってからは、うんうん聞けている自分に驚く。

どーでもいいわけじゃないけれど…
年齢って不思議だ…。

とりあえず今日は、試練についての捉え方は同じだった、を知ったので今後の夫の行動に注意しておこうと思う。

アラフィフ夫婦の謎(?)の試練はまだつづく…。





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