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「人間関係は見かけと違う」ナンウマの野島脚本に救われた
最終回だったナンウマ(「何曜日に生まれたの」)
ここ最近、ずっと社会課題の中に自分の人生が埋没しそうになっていた。更年期の自律神経の乱れかもしれないし、誰かと本音で話せる空間が減ったせいなのかもしれない。
心を閉ざした相手とどうやって関係を作ればいいのか。
毎週、ナンウマを見ながら、引きこもりの主人公”すい”がどう描かれていくのか楽しみだった。
『#何曜日に生まれたの』
— U-NEXT (@watch_UNEXT) October 8, 2023
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人間関係は、見かけと違う。
予測不能の衝撃作🕊️
最終話💭
単行本刊行記念のサイン会で、公文竜炎(#溝端淳平)が熱狂的なファン(#山之内すず)に襲われた。久美(#シシド・カフカ)は対応に追われ現場は大混乱に❕一方すい(#飯豊まりえ)は…#ナンウマ
何かを失ったり手放したから、そこまで強く望まなかっただけ
心を揺さぶられる言葉は、脚本家ならではのもの。
運命とかないですよ
意志が強ければ、必ず正しい方向にいきます。
なにかを失ったり手放したから、そこまで強く望まなかっただけです。
そう言われて、私は何を失い、手放したのだろうと考え込んでしまった。ただ、なにかを強く望むことはしてない気がする。どこか諦めてるクセがあるのかもしれない。
だから最後は、やはり自分の意志の強さなのかな、と。
-` ̗ #何曜日に生まれたの
— ドラマ『何曜日に生まれたの』【公式】 (@nan_uma_abc) October 7, 2023
キャストが選ぶお気に入りのシーン ̖ ´-
■#溝端淳平 / 公文竜炎 役
■𝗰𝗼𝗺𝗺𝗲𝗻𝘁
⾊々な物を失って塞ぎ込んでしまっている彼が、公⽂
⻯炎であるために⾃分に⾔い聞かせている台詞だと僕は思っています。
元から運命やご縁を感じない⼈間からは出ない⾔葉です。 pic.twitter.com/XirphuXez8
弱さの裏に強さも同じくらいある
最終回を終えて、私の中にある弱さも見えた。それは、主人公”すい”が、公文竜炎に語り掛けている言葉にあった。
自己肯定感が低い
私の正体も、それなのだと思う。
強い自分を作っていないと、崩れてしまいそうな心の弱さ。
そして、もう誰にも自分の心を踏み込ませたくないと頑なになっている。
だって誰かに同情して欲しいとは思ってはいないのだから
もう過去のことだと、何もなかったかのように振舞う。
傷付きから自分を守っているだけなのだ。
心を乱されたくないから、強さをあえて演出しているのかもしれない。
それは弱さを誰にも知られたくないと思っているからだ、と。
でも、公文竜炎が選んだように、
差し出された手を求めてゆく勇気さえあれば
実は、弱さと同じくらい、強さはその裏にあったことに気付くのかもしれない。勇気を出してみないとそれは、体感として気付けないのだけれど。
勝負に出た、主人公の行動に救われた
最近、よく聞く「誰一人取り残さない」のフレーズは
パフォーマンスなのか?と思えるくらい言葉に重みがない。
でも、ナンウマ(何曜日に生まれたの)は、「死にたがる彼女を1000回救う」の物語がベースにあって、それこそ社会的課題のある引きこもりの主人公”すい”が、最後は大切な人たちの心を揺さぶって、救ってみせた。
救いって、きっとそういうことなのだと思えた。
誰かとごはんを食べること、誰かに寄り添い、見返りのない行動に移すこと。1000回救うとは、リアルな世界で諦めずに寄り添い、行動していくだけなのかもしれない。
最後、公文竜炎に勝負を挑んだ”すい”。
誤魔化しの効かない公文竜炎を相手に、準備万端で挑む姿に心打たれた。
それでも最後の最後は、公文竜炎の仮面を剥ぎ、素に戻った三島公平自身に選ばせる。
見事だなーと思った。
全力投球の”すい”の姿は、優しくて強い。
勇気をもらいました。
行動してゆかなきゃだね。
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