見出し画像

新聞社の記事の方向性を知って思う

私は20年前に、新聞のコラム記事を書いた経験があるのですが、それが少々トラウマ的な記憶だったので封印していました。でも、noteを始めたタイミングで残すことに。

新聞について、いろんな思いはあるのですが、今日は、池上彰さんの「今さら聞けない新聞の読み方」を20年前のこととリンクさせて書きます。


自由な持論を展開する新聞社と受け手の姿勢

池上彰さんが学生の頃は、記事を読んだだけでは新聞社を特定できなかったそうです。でも今は、どこの新聞社なのかが特徴的で分かるのだそう。

また、読んでいた新聞に、右、左、真ん中といった構図があったことを以前は、あまり意識していませんでした。

大ざっぱにいえば、「朝日・毎日・東京」がリベラル・左、「読売・産経」が保守・右、真ん中に「日経」があるといった構図でしょうか。

東洋経済ONLINE2019/11/15

私は、20年前の出来事があってから新聞記事の読み方が変わりましたが、読んでいる新聞の論調を深く考えている人はどれだけいるのでしょうか?

論調に引っ張られず、自分なりの基準

池上彰さんは、12紙の新聞を毎朝読んでいるそうです。それで各社の記事の方向性が見えるのですね。

新聞は自由に持論を展開でき、伝え方を選べます。だからこそ、受け手の姿勢が大切です。新聞の個性に引っ張られるのではなく、読者として主体的に判断する、自分なりの基準を身に付けていきたいものです。

東洋経済ONLINE2019/11/15

読者は、「主体的に判断する自分なりの基準を身に付ける」に同感です。

それは記事を鵜呑みにしない、ですね。

肝に銘じたいと思います。

20年前の記憶との決着

20年前、新聞社についての知識が私に少しでもあれば、トラウマ的な痛手は避けられたのだと池上さんの記事を読んで思いました。

なぜなら、記事は読者のものだからです。

そこで何を思うか?は読者に任せて良かったのです。反響の大きさに動揺しまくっていました。担当記者と上手くいかなくなってからは、更に動揺し続けていました。

でもそれも担当記者に伝えるべきでした。そして、何のための記事だったのか?を私自身が冷静に判断するべきでした。

記事を読んで、いろんなことを池上さんから学びました。

もう20年の前のことなので、蓋した時から一歩も成長できなくなってしまったのですが、決着がつけられ良かったと思います。

判断基準になる記事を、これからも読み続けていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?