6:多元社会の到来
一見すると、マネジメントに関係なさそうな内容ですが、実は重要だったりします。このパートから続く話を理解することで、成果を出していない組織についての理解が深まります。例えば、企業内における総務部、経理部、システム部であったり、社会における学校、病院などです。
今日われわれの社会は、企業社会というよりも多元社会である。
多元社会とはつまり、企業だけでなく、政府機関、労働組合、学校、病院など様々な組織が一つの社会に含まれていることを意味します。これは企業の中でも同じことが言えます。企業の中には様々な部署が存在しています。営業部門だけでなく、経理部、総務部、システム開発部などなど。
現代は多元社会です。だから、企業全体、社会全体について知る必要があるのです。
このパートでは、その重要性についてまとめます。
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6−1:現代社会の成長部門
現代社会の成長部門とはつまり、マネジメントがまだ十分に行き届いていない場所です。組織単位では企業以外の団体、企業の部署単位で見れば営業以外の部門です。それらにマネジメントを行うことで、社会や企業は大きく成長することができます。
6−2:サービス機関が成果を上げる方法
サービス機関は、顧客から直接利益を得ているわけではありませんが、間接的に顧客から利益を得ています。企業が予算を出してまでサービス機関を運営するのは、彼らなしでは企業が成果を出せないからです。でも、サービス機関は滅多なことでは成果を出そうとしません。
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多元社会の中で、サービス機関は成長の余地が十分にあります。
サービス機関はまだマネジメントが行き届いていないからです。
我々はサービス機関に利益の一部を提供しています。だからサービス機関にはしっかりと成果を上げてもらわないといけません。
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