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強いチームに必要な「3つの要素」

サイバーエージェントの常務執行役員 曽山さんがおっしゃっている「強いチームに必要な3つの要素」という話がとても大事だなぁと思ったので、自分の備忘として書いていこうと思います。

結論から言います。
強いチームに必要な3つの要素とは、以下の3つです。

1:共通目標
2:共通言語
3:共通感情

それぞれ簡単に説明させていただきます。

1:共通目標

共通目標とは、チームが目指す売り上げ数値などのことです。人は自分が持つ個人目標のために努力することはできますが、組織のためはなりにくいものです。

実際僕も、前職は営業としての「個人目標」とチームの「共通目標」の2つを持っていたんですが、「共通目標」の方はほとんど気にしていなかったです。だから、「今月の数字は達成したし個人目標はできたから後はいいや〜!」と怠けてしまったりするのです。

これは僕の例ですが、僕に限らずほとんどのチームが組織の「共通目標」を共有しきれていないんじゃないかなと思います。

でも、だからこそ組織の「共通目標」をしっかり共有できている組織は強い。

それをしっかり共有すること、組織目標と個人目標をつなげることができれば、各メンバーはチームのための動きができるようになります。

では、具体的にどうすれば共通目標を共有できるのか?

曽山氏は、「共通目標をディスカッションする文化は重要。言葉が決まりきらなくても、ディスカッションして文脈を共有すること自体がチームで働けるかどうかの分岐点となる」と言います。

共通目標について、チーム全員が議論に参加する。そして、自分ごととして捉えられるようになること。その繰り返しが共通目標の浸透につながるそうです。僕は議論への参加を遠慮しがちなので、議論への参加を意識しようと思います。

2:共通言語

成果を出すチームが持つ項目の2つ目が「共通言語」です。共通言語があるということは、チーム内でノウハウやナレッジのシェアができている状態を指します。この共通言語の大切さを曽山氏はこう言います。

「エース級の社員がいたとしても、ノウハウをシェアできていなければ、属人的な仕事が生まれてしまい、チームとしては機能しなくなってしまいます。これが、共通言語がない状態です。チェックリストやマニュアルなどで業務の成功ノウハウがチームに共有されていると共通の武器になり、メンバーがゼロからの戦いをしなくて済むようになります。メンバーが1人抜けるだけで成果が出せなくなるのであれば、それは個人商店の集まりであり、チームとして機能しているとは言えません」

…共通言語の大切さ、よく分かります。

共通言語を持つためにはデータベース上に情報を集積すること、社内で部下から上司に質問しやすい雰囲気を作ること、が大事そうです。僕は特に後者が苦手なんで、ちょっと意識しないといけないなぁと思います。

3:共通感情

最後に大切なのが、共通感情です。
共通感情っていうのはチーム内で喜びの共感をし合っている状態のことです。目標達成したときや受注が成功したときなんかにみんなで喜ぶこと、ポジティブな感情の共感をチームで生み出すことが大事なんだそうです。

では、どうやって共通感情を広めていくのか?

例えば、褒める頻度を増やしてみたり、オンライン会議でカメラONにしたり、チャットでいいね!やスタンプすると良いんだそうです。確かに、発言や行動をしたときに、相手から反応があるとないとでは全然気持ちが変わってきます。


まとめると…

強い組織に必要な3つの要素は以下の通りです。

1:共通目標
2:共通言語
3:共通感情

それぞれ増やすためには…
共通目標は、みんなで議論することを意識して話し合うことが大事です。共通言語は、話し合いやすい雰囲気作りや情報を蓄積が大事です。共通感情は、褒める頻度を増やしたり反応の数を見える化することが大事です。

組織づくりにおいてめちゃくちゃ大切そうなので、自分もこの記事は何度も読み返そうと思います。


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